「中野光座」REQUIEM of DARKNESS クラヤミノレクイエム odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
中野光座
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いきなり、大きな打撃音にびっくり、オープニング・クレジットは本編の映像の中に張り紙で登場、癖のある映画だなと引き気味。
舞台は実在した中野光座、一見、名画座風ですがポルノ上映が多かったようです、劇団公演にも使われたみたいですから森岡監督の劇団ストレイドッグも使ったのでしょうかね。暴力団の映画ですが中野界隈には山口組も一目置く東日本随一の武闘派、幸平一家が居るそうです。
案の定、セリフも酷いし暴力沙汰ばかり、これでは映画館を舞台にした意味が無いでしょう。学芸会レベルの演出、演技に思え、残念。森岡監督が言うには初稿を読んだ主演予定の役者さんが「こんな面白くない脚本、出来ないっすよ」と降りた、友人の森川圭監督からも「森岡さん、あの映画は手抜きですよ!」と言われたそうだ。監督は「褒めるばかりが仲間じゃない、時には辛辣な意見も聞く耳を持ちたいと思う」と謙虚だが作家性の強さ、持ち味は変わらないようですね。
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