劇場公開日 1997年12月27日

「あけてくれ!」CURE やさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0あけてくれ!

2025年5月2日
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鑑賞方法:VOD

とにかく90年代の邦画は暗い。
多少強引にでも、ストレスの原因と向き合おうとするパワーを感じる。年下の生意気はガンとやってドンなのだ。

奥行きを強調した特徴的なショットが印象的だ。
目を凝らすと、ぼんやりと禍々しいバッテンが見えて来る。

人間は何層にも重なったフィルムである。その中の狂気的な殺意のみをその人に選ばせる催眠術。
ミイラ取りがミイラに、精神科医がメンヘラに…あながちフィクションではないのかもしれない。
私は、扉を開けてくれる人を待つだけの人間である。

や
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