「PG1/60ウィングガンダムゼロカスタム、作るの大変だったなぁ。」新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
PG1/60ウィングガンダムゼロカスタム、作るの大変だったなぁ。
クリックして本文を読む
「新機動戦記ガンダムW」が30周年。30年か・・・。30年ずっと好きなんだが。好きで良かったと心から思う。
TVシリーズ放送後に発売されたOVA「Endless Waltz」に新規カットを加えて再構成した劇場版が本作「特別篇」となる。この作品、自分史上最も観た回数が多い映画だと思う。台詞やサントラを含めてほぼ全てのシーンを覚えているので脳内上映会が出来るほどだ。なのに何回観ても飽きない。そんな私がDolby Cinema®版が上映されると知ったら行くに決まっているだろう。
ヤバい。これはヤバい。あんなに興奮したのは久しぶり。普通に家で観てもテンション上がるのにあんな最高の環境で大好きな作品を観ることができるなんて。感無量としか言いようがない。厳しいことを言えば音の迫力は凄いが臨場感という意味ではもうひとつ足りない、と言ったところか。まぁ元々そういうふうに作られていないだろうし、古い映画をあそこまで綺麗かつ迫力あるように仕上げただけでも凄いが。
私のお気に入りポイントは、ヘビーアームズとサーペントのガトリングガンの発射音。あれはドルビーかつ劇場でないと聴けない音だ。実に素晴らしい。他にも自宅のスピーカーでは再現出来ない、聞いたことのない音がちらほら。やはり劇場で鑑賞する時の一番の楽しみは音響にある。ポップコーンをバリボリ、ジュースをズゾゾゾと音を立てる人たちの気がしれない。おっとつい文句がこぼれてしまった失礼。
本作を楽しむにはTVシリーズ全49話の視聴が必須。そのためいきなりこれを観に劇場に行く強者はなかなかいないだろうが・・・いたら是非感想を聞きたいものだ。そしてWファンの仲間入りをしてほしい。
コメントする