喜劇 大安旅行のレビュー・感想・評価
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ダイヤルで動く鉄道職員は無断欠勤は絶対に駄目。かつて、大きな鉄道事...
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ダイヤルで動く鉄道職員は無断欠勤は絶対に駄目。かつて、大きな鉄道事故があって救援が望まれていた。しかし、そう言った時であっても、鉄道職員はダイヤルには従わなければならない。我が亡父はそう言っていた。その時の報道では、
『大事故なのに職員が救援を手伝わない』と放送していた。
この報道に食い付いていたのが我が亡父である。
『どうしたものか』と僕は思ったが、亡父は『ダイヤル通りに動かさなけりゃ、最悪鉄道はずっと止まっちまうぞ』と曰わった。つまり、眼の前の人命以外にも人命が存在すると言う事だと僕は理解出来た。
人畜有害のランボーものな亡父だったが、鉄道員としては真面目な男らしい男だった。堅物な男だったが。
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新婚旅行といえば南紀
昭和43年当時、新婚旅行といえば南紀白浜か別府だったのだろう。
主人公(フランキー堺)は国鉄の専務車掌、紀勢線に乗務するので新婚さんに当てられっぱなし。
猛烈に迫ってくる幼なじみ(倍賞千恵子)をすり抜け、寿司屋の娘(新珠三千代)にぞっこんなのだ。
当時の風景がとても懐かしい。
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