「新種で雑種、いびつな芸能やくざコメディ」唐獅子株式会社 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)
新種で雑種、いびつな芸能やくざコメディ
アメリカ映画人は実はこれを結構みているんじゃないか?
要素要素が、ドロボーしたくなる奇抜なアイディアに満ちている
甲斐智枝美のキャラクターは、ショーンベイカーのアノーラを彷彿とさす魅力がある、暴れん坊の女の子
なんだかスピルバーグの1941みたいな
脳内振り回されて、スラップスティック
ヘルタースケルターしっちゃかめっちゃか
水を使ったアクションシークエンスがなかなか見どころ
東映の正月映画らしい華やかさも
やすし、伊東、紳助、さんま、お笑いどころを揃えつつ、笑いどころは、非お笑いの丹波、安岡なのである
ちゃんとラストはカタルシスで回収するは
プロの映画人の腕ですね
小林信彦の原作は未読です
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