風、スローダウンのレビュー・感想・評価
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五十嵐いづみがカワイイ
石田靖、長原成樹、西川忠志といったアクの強い面々による夢と挫折の青春映画。
島田紳助監督というだけで拒否反応を示す人もいるだろうが、カット割りやセリフのやり取りにセンスを感じる。アクの強さとは真逆の清々しい映像に仕上がっている反面、凡庸な展開と肝心の主人公に、紳助が愛するバイクほどの息吹が見えてこない。
それは才能とか技術とかよりも、場数を踏む事でしか得られないエネルギーを抱えた壁を監督も役者も突破できなかったからではないかと勝手に思う。
カッコつけないで生きるのは並大抵ではないが、劇中の彼らのようにブザマな姿をさらけ出す瞬間から人々の見方が変わる次のステージが始まるのではないだろうか。
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夢の先にあるもの・・・
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監督は、昔鈴鹿8時間耐久レースにも、監督として
出ていた島田伸助氏。
氏がお笑いとは離れて真剣に撮影された、バイクと青春の映画です。
ただし、若干笑いを取る所はしっかり笑わせますけどね。
そこはさすがって感じで。
話は、貧乏ながらレースに打ち込む主人公。
好青年だがレーサーとしての彼は、そこら辺に
幾らでも居る平凡なレーサー。
でも、そんな彼の姿に惚れた彼女。
貧しいけれども幸せな二人、そんな二人と友人達の
楽しい青春映画として進みますが、やがて彼には
彼女かレースかを選択しなければならない時が。
彼の選んだ道と彼女の選んだ道は・・・。
最初に見た当時、バイク一筋であったおいら。
正直バイクの映画と思い見ましたが、バイク映画というより
正当な青春映画だと思います。
この映画、見た人は少ないでしょうが、もっと沢山の人に
見てもらいたい映画です。
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