かげろう(1969)のレビュー・感想・評価
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サスペンスのプロセスはかげろう‼️
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尾道でバーのマダムをしていた、おとよの死体が発見される。バーで働いていた道子がおとよに借金があったこと、道子と同郷である3人の男がバーの常連客にいたこと、おとよが道子のアパートの鍵を持っていたことが判明。警察は道子を追求するが・・・‼️新藤兼人監督にしては珍しいサスペンス・ミステリー‼️あんまり向いてない気がする‼️まず冒頭、一隻の船が女の裸の死体をロープで引っ張っているシーン‼️ありえない‼️目撃されたらどうするの⁉️普通、分からないようにして船に乗せて運ぶでしょう‼️そして死体の腕を犬が咥えて走ってるシーン‼️黒澤明監督の名作「用心棒」のパクリ‼️そんなつもりはなかったとしても、誰が見ても明らかにパクリ‼️ホントに恥ずかしい‼️警察の捜査描写にしても、物的証拠もないまま、刑事の推理だけで容疑者を罵倒し、追い込んだりする‼️現代においては完全にアウトのハラスメント描写ですね‼️こちらも黒澤明監督の名作「天国と地獄」を見習ってほしい‼️ラストの崖のシーンも、証拠である畑に埋められた現金はほったらかしで容疑者が逮捕されてしまったりする‼️全体的にツメが甘い印象‼️戸浦六宏の熱血感の刑事もウザいし、伊丹十三もワケわからんキャラだし、道子役の富山真沙子も魅力に乏しいし、乙羽信子さんのヌードシーンもなんか脱ぎ損な印象‼️ただ、高度経済成長に取り残された漁村で起きた悲劇というテーマはイイと思います‼️
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