続・隠密剣士

劇場公開日:

解説

小林利雄、西村俊一の原作を「隠密剣士」の伊上勝が脚色「隠密剣士」の船床定男が監督した隠密剣士の続編。撮影もコンビの松井鴻。

1964年製作/83分/日本
配給:東映
劇場公開日:1964年8月1日

ストーリー

十一代将軍家斉の世。江戸城内富士見宝蔵を黒裳束の一団が襲った。奪われたのは、風神という鏡で、他の水神、火神の三組の鏡が揃うと、滅亡した北条家が発掘した伊豆七金の所在地がわかるというもの。さらに翌日黒裳束の一団は、西念寺に押し入り、金山の覚え書“風神帳”を奪った。が、これを察知した公儀隠密秋草新太郎は途中でこれを奪い取り、西念寺にもち帰った。しかし黒裳束の一団は再び西念寺を襲い“風神帳”はまた奪いとられた。この黒裳束の一団こそ昔北条家につかえた風摩一族の末孫だった。彼らは七金山を手中にし、徳川幕府を転覆させ、再び風摩の名を世にとどろかせようとしていたのだ。しかし風摩が奪った“風神帳”はニセものであった。新太郎がことの起るのを予想してすりかえたのだ。数日後、新太郎は伊賀組頭霧の遁兵衛と出逢い“火神”の鏡が小田原早雲寺にあると聞き、二人は東海道を小田原へ旅立った。新太郎より先きに早雲寺に着いた遁兵衛は寺男に北条五代の墓を案内させた。しかし、この寺男は風摩の首領小太郎の変装であった。遁兵衛は捕われの身となり、風摩は“火神”の鏡が早雲山にあると見て山頂へ急いだ。遁兵衛の危機を知った新太郎は風摩一族の屋敷へ乗りこみ遁兵衛を助け出した。さらに新太郎は風摩の忍者を次々と倒し、小太郎を追った。早雲山のすそ野で新太郎は小太郎と相対した。新太郎の秘剣がいっせんし、小太郎は足下にくずれ落ちた。

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