劇場公開日 1991年7月20日

「当時より良さが理解できた気がする」おもひでぽろぽろ ダビさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 当時より良さが理解できた気がする

2025年7月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ふとエンディングの曲が頭の中で周りだし鼻歌検索でこの映画に行き着く。
タイトル通り思い出や当時の時代感を懐かしみながら、最後はお目当ての「愛は花、君はその種子」でなんだか分からないままウルっとくる。

大人パートは子供時代を楽しむための狂言回しみたいなものなので、大人タエコが現実にいたらウザいとか気にしないで見るのが、この映画のたしなみ方。エンディングで子供時代と共演するという演出は秀逸で、こんなパターンは他では見たことない。皆で電車を乗り換えるとか、相合い傘を掲げてるとか、すごく良い。これは実写だと無理だろうな。アニメならではのファンタジー。

当時はほうれい線の良し悪しが、どちらかというと否定的に議論されてたように記憶してるが、今見ると特に気にならないというか、笑った意味を表現したかったんだろうなと肯定的に感じる。

尚、配信が無いのでDVD買おうかとも思ったが、あえてTSUTAYAレンタルで借りてきた。TSUTAYA会員になったのは10年ぶりくらいだろうか。これもレトロ体験の一環としてなんか良かった。一緒に借りたじゃりン子チエの2巻も最高でした。(チエちゃんが電車で歌い出す話とか)
都はるみの歌はアマゾンでダウンロード購入。こういう便利な世の中も良いかな。

ダビ