男はつらいよ 寅次郎恋愛塾のレビュー・感想・評価
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【”寅さん、真面目過ぎる男に恋愛指導をするの巻。”シリーズ後半になり、物語の内容が寅さんの失恋話から恋愛指南役に変化していくが、それでも寅さんシリーズの魅力は褪せないのである。】
ー 数作前から、寅さんが綺麗なマドンナに恋をし、失恋するパターンから寅さんが、若い男女の恋のキューピッド役を演じる様に成ってきた。 寅さんの年齢もあるだろうが、シリーズの転換期にあった作品である。 それでも、寅さんが長崎の五島列島を旅する姿や、背景の自然の美しさ、単線の駅の旅情など昭和の風景を楽しめるのも、寅さんシリーズの愉しみである。 今作のマドンナ若菜を演じた樋口可南子さんは、お若くとても清楚で美しい。 同じアパートに住む、司法試験合格のために勉強する平田満さん演じる民夫青年が彼女に恋する気持ちも良く分かるのである。 寅さんとポンシュウが、ひょんなことから五島列島で生まれた若菜の祖母と知り合いになるシーンは素敵である。腰の曲がったお婆さんを丁寧に家まで送ってあげる人情厚いテキヤの二人。若菜が、寅さんに惹かれる気持ちも良く分かる。 そして、寅さんが民夫の気持ちを知り、最初は揶揄うがさくらに窘められたこともあるだろうが、民夫にデートのイロハを教えてあげる所も良い。 只、少し前の作品から使われている”ぽよよーん”と言った感じの効果音は、ちょっとどうかなあと気になっているのである。あんな変な効果音が無くても十分に面白いのだがなあ・・。 <寅さんは相変わらず自分の恋愛には不器用であるが、袖振り合った他人の恋愛は、一生懸命に応援してあげるのである。 そんな不器用だが、漢気のある寅さんの人柄が見事に描かれているからこそ、寅さんシリーズは面白いし、観ていて日本人の優しさを思い出させてくれる存在故に、万民から永く支持されているのだろうなと、今作を観ても改めて思うのである。>
脇役の演技がいい
寅さんの恋愛指南ものですね。 樋口可南子のことを早々に平田に譲ってしまう寅さんはちょっと残念でしたが、年齢差から仕方ないことでしょうね。 寅さんが写真をくるくると扱うシーンとかいいですね。 アパートの大家さんのおばちゃんとか、大学教授の2代目おいちゃんも、流石脇を固めるいい演技をしていました。
vol.35 マドンナは樋口可南子。シリーズでも屈指の美しさ。昔◯...
vol.35 マドンナは樋口可南子。シリーズでも屈指の美しさ。昔◯ー◯写真集買いました(笑) ・満男、反抗期の萌芽。あけみがすっかり定着。 ・ポンシュウもすっかり相棒定着、個人的には登がよかったなあ。ラストは笑ったが。 ・おばあちゃん役ならこの人、初井さん、実年齢に驚き。 寅の恋の指南役はあまり好きじゃない。この頃の渥美さん、今の私に近い年齢。樋口可南子にアタックして欲しかった。やはり無理があるか(笑)平田満にだなんて…許せん!というわけで秋田編はあんまりだった。何やってんだ、2代目おいちゃん(笑) ・今回意外に活躍、御前様。
同じアパートに住む樋口可南子と平田満の恋愛沙汰がストーリーの中心となる。 はっきり言って脚本はつまらない。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」を見た。 劇場公開日 1985年8月3日 1985年製作/108分/日本 原題:Tora-san The Go-Between 配給:松竹 山田洋次監督54才 渥美清57才 倍賞千恵子44才 樋口可南子27才 平田満32才 長崎県の五島列島で樋口可南子と出会った寅さん。 東京で再会する。 同じアパートに住む樋口可南子と平田満の恋愛沙汰がストーリーの中心となる。 はっきり言って脚本はつまらない。 見どころは樋口可南子が自分のアパートの部屋で平田満の気持ちを受け入れる場面。 いろんなワンピースを着て現れる樋口可南子が魅力的。 満足度は5点満点で2点☆☆☆です。
君がため春の野に出でて若菜摘む
夢落ちとは言え、姥捨て山伝説の夢はシビアだった。今村昌平版『楢山節考』が公開されたのが1983年だったし、家族の中で役に立たないという人物がいるか・・・と展開を予想するが、今作では長崎にて行き倒れになりそうなクリスチャンのお婆さんを助けた縁で若菜(樋口可南子)と知り合う寅さんとポンシュウ(関敬六)。とらやでは、満男が中学校でフルート奏者になりたいと言うと、先生からはもっと足元を見ろと言われたという話題。個性的な人間とはその人本人が作り上げるものだと、ここでも博が達観した説を語る。 東京で一人暮らしの若菜。印刷工場で写植を専門にしていたが、長崎に1週間ほど帰っただけで「誰も有給使ってないんだよ」と陰口を言われ、会社に居辛くなった。階下には司法試験を目指す平田満。朝日印刷は人が余っているので博が他の印刷屋を探し、無事就職。平田満が恋には無縁だったせいで、寅さんの恋愛指南が始まる。今までもあったことだが、今度のデートコースは完璧。見事予定通りにデートは進むが・・・ 「泊まっていっていいわよ」と言われたのに飲み過ぎたせいで眠ってしまった平田満。寅さんに相談すると、「終わりだな。俺だったら自殺するよ」などと言われ、秋田に戻り自殺しようとする。大学教授も巻き込んで皆で捜索。スキー場のリフトのやりとりがコメディっぽい上、前作とのパターンが同じだったり、BGMや効果音がそのコメディ色を出し過ぎているため、耳障りでもあったことが残念。 関敬六が長崎の教会で銀の燭台を盗み、許してくれた神父さんの下で罪滅ぼしのために働いていたというラストエピソードが面白い(レ・ミゼラブル)。今作ではこのいい人神父さんと、いい人教授が脇を固めていた。また、あけみが「旦那と離婚して寅さんと結婚したい!」。結婚してみて初めて寅さんの魅力に気づくという何気ない言葉に一同シーン・・・。しかし、その場を寅さんが「タコをお父さんなんて呼べない」という言葉で切り返す上手さ。平田満に譲った潔さもそうだが、なんだか恋愛の神的存在になってきたなぁ。
先生寅
博もそうだった ワットくん(中村雅俊)も ほかにもたくさんありすぎて覚えめません そうそう、博の息子もね 私も好きな人に『告白』なんてとんでもないことにできなかった 海援隊の「思えば遠くへ来たもんだ」の歌詞にもあるように「恋」は1度と信じていた頃があったもので 好きと言った後どうなるのか怖くて怖くてどうしようもなかったな バカなことのようだけどその時はそれがすべてだしそんなこと誰にも話せないし頭の中は変になるほどスケべなことばかりだし誰にも言えない言えやしない 女子は清潔でこんな淫らな俺の事なんか絶対に嫌いになる、そうに決まってる、どうしたって好かれる事なんてありえない!!!! 小さい頃から寅さんは見てたのにな
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