劇場公開日 1978年8月5日

「【”夫々の人生を歩む道”松竹歌劇団の華やかなレビューと、寅さん第二号の様な武田鉄矢演じる男の姿も可笑しき作品】」男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”夫々の人生を歩む道”松竹歌劇団の華やかなレビューと、寅さん第二号の様な武田鉄矢演じる男の姿も可笑しき作品】

2024年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

幸せ

◆感想

・冒頭の寅さんの帽子型UFO飛来からの、銀色の寅さんが宇宙へ帰って行くシーンから始まるが、毎回良く考えるモノだなあ、と思いながらクスクス笑いながら観賞。

・今作のマドンナは木の実ナナさん演じる松竹歌劇団に所属するダンサーであるが、そういえば倍賞千恵子さんも松竹歌劇団出身であったなあ、と思いながら楽しく鑑賞。ラインダンスシーンなどとても、華やかである。

・武田鉄矢さんも、「幸福の黄色いハンカチ」に続いての、山田洋次監督作品出演であるが、寅さん第二号の様な感じの役で、とても良い。
 彼が、寅さんを慕う気持ちが良く分かるのである。

<今作は、今までにない松竹歌劇団の華やかなシーンと、マドンナの長年の恋の相手との結婚を逡巡する姿や、雷雨の中マドンナが恋人の元に駆け寄り抱き付くシーンが印象的な作品である。>

NOBU