「こんなの絶対に見るかよぉ〜」男はつらいよ ユッキー ウッキー(略して ユキウキ)さんの映画レビュー(感想・評価)
こんなの絶対に見るかよぉ〜
親父が好きでよく見てまして、
小さい頃からこんなの絶対に見るかよぉ〜と思ってたら、やっと見るお年頃になりました。 うふっ
親父が生きてる時に田舎からわざわざ出て来て柴又まで一緒に家族旅行をしまして、寅さん記念館にも行きちょっとした親孝行ができました。いま考えたら、行っといて本当によかったぁ〜 孝行したい時に親はなしとはよく言ったもんだ。 だから?星満天です。
この映画をちゃんと見るのははじめてで、
この作品からじつに長い旅をはじめることに
なったのかぁ〜と思いながら見ると
なにやら、ひとしおでした。
人生(映画)も旅のようなものですよね。
寅さんのような風来坊な旅もあれば、
渥美清さんのような国民的大人気スターの
華やかな(慌しい)旅もある。
記念すべき1歩目の旅は、
妹さくらがあいくるしくって、
どこかの父親・志村喬さんが存在感ありまくりで
(この映画が習字なら、重い文鎮のように)、
もちろん寅さんはひょうきんでひょうきんで、
しっかりと最初の足跡を残してましたとさ。
追伸、
できれば親父が生きてるうちに
笑いながら寅さんを一緒に見たかったです。
叶わなかったけどよぉ、
親父さんは天国で微笑んでらぁ
と、寅さんが言ってくれてマス ^_^
お返事ありがとうございました。
>寅さんが活躍した時代は、日本は、なんだったんだろう?
1969年公開の映画。
戦後24年。ご成婚・オリンピックも終わり、東京タワー・新幹線もでき、いよいよ戦後復興が始まる予感に沸いている頃ですね。三種の神器と言われた家電を手に入れることが夢であった頃。
金の卵は都市部に流入して、家族と離れて暮らすハイティーンが多い頃。とはいえ、産湯を使ったころからの知り合いを基盤として、隣に誰が住んでいたかわかっており、まだ皆で力を合わせなければ、生活が廻っていかなかった頃。
そんな風潮を背景にしていたのかなと。
それが、バブルを経て、寅さんの物語がどうなっていくのだろう。
他のシリーズはながら見なので語れませんが、寅さんのようなおせっかいが生きていけるスキマがあればいいなと思います。
共感とコメントをありがとうございました。
親孝行ができて良かったですね。
柴又帝釈天とその参道は雰囲気ありますね。つい、御前様を探してしまいます(笑)。
結婚式場の鰻屋さん、閉店してしまいましたね。
志村さん、文鎮…。確かに。
私もそうですが、”失敗”してはいけない雰囲気、最近強いですね。
勝組、負け組の発想でしょうか?
そういうところではトリックスターは存在すらできないような気がします。
だから、『寅さん』が求められ、廃れていったのかなと。
長旅は、いつでも笑顔ってわけにはいかないですよね
旅先だと不安にもなるし寂しくもなる
晩年の渥美さんがそうだったように
ここから旅が始まりそしてまだ旅の途中なのでしょうね
ミカさんへ
なんかギスギスしてるような気はしますが、
どうなんですかねぇ、
よくはわからないですが、
村上春樹氏がいうように効率ばかりを追い求めているからかもしれませんねぇ
なんでもかんでもスマートに、スピーディーに、直線的ストレートにどんどこどんどこ、こなしまくってたら、どこかに摩擦や金属疲労のようなことがおこるのかも。
あ〜やだやだ、
でもけっきょくは、
「しあわせは いつも じぶんの こころがきめる」
って、つっぱしりたいもんですっ💨
いやいや、ちゃうやろ、
寅さんみたいに寄り道主義で!