「赤木圭一郎さんは61年に急死。従って、生き残って探検隊になるなり。」おとうと(1960) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
赤木圭一郎さんは61年に急死。従って、生き残って探検隊になるなり。
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日本のブルジョワの大胆な愉しみと悲劇。
『もう、子供じゃないんだからなぁ』この映画は1960年の映画。
『エデンの東』のジェームス・ディーンは55年。
赤木圭一郎さんが1961年に急死。
勿論、この映画の主人公も挙句の果ての自滅。
『もう、子供じゃないんだから』と言われながら、ブルジョワのバカ息子は自滅する。言うまでもなく、ブルジョワだけのもの。
しかし、欧米の文化に乗じて、こう言った映画が、戦後の日本文化を牽引する。かなりの勘違い。もっとも、この演出家の器量では仕方ないが、21世紀になってこの映画をリスペクトして、新たな映画を作る演出家がいた。それが国民的な名監督と過大評価する気配が忌々しい。
ブルジョワの私小説の様な話で、この階級での女性の自立は理解出来ても、その姉弟関係を貧困層に置き換えるべきではないし、置き換えるなら、きちんとリサーチすべきである。
生き残るが女性で、僕はその点を評価しているが。
状況をジブリの『風立ちぬ』がリスペクトしている。映画では描かれていないが、この後『日本の悲劇』が襲う。
北陸地方と新潟県の方々、ご苦労をお察しいたします。頑張って下さい。
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