劇場公開日 1984年11月17日

お葬式のレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

4.0厳格な行事であるはずのテーマを丁寧かつシュールに描く傑作 仲の悪い...

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

厳格な行事であるはずのテーマを丁寧かつシュールに描く傑作
仲の悪い親族や感性のズレた親族などリアルな人間模様を描く上手さがピカイチ
義父の葬儀に浮気相手が手伝いに来る辺りのみリアルさに欠けるも笑いが止まらない

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オレ

4.0伊丹監督、最高です

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

今は、密葬が主流になりつつあるので本作は伝統的な日本式葬儀のテキストブックみたい。それに葬儀をするにしても今は全て葬儀会場にお任せしているから、こんなややこしくて面倒くさいことはもう廃れてしまいますね。

映画として脚本も演出も面白く、大人の作品でした。夫婦の微妙な関係や愛人との欲に溺れた関係は、大人になったら分かる感じ?ですね。伊丹監督作品を全部鑑賞したくなるくらい、予想以上に笑わせてもらいました。

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ミカ

4.5デビュー作でこのクオリティ…凄すぎる… ちゃんと全作品観ようと決め...

2025年9月30日
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デビュー作でこのクオリティ…凄すぎる…
ちゃんと全作品観ようと決めたが、何気に配信されて無いんだな…ショックだ…
効果音がとても良い。キメ細やかな効果音凄い。ブラッシングする際の「ブチッブチッ」って音もちゃんと録ってるし、最近の日本映画にはあまりない気がした

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Mk.plass

4.5懐かしい

2025年9月28日
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お葬式の一連の流れを作品にした映画。

しきたりに忠実な進行、子どもがお葬式に無関心な様子、大勢の人で賑やかになるお通夜、そしてお経を読んでいるうちに足が痺れてしまう場面など。まるで実際に「お葬式」に参列しているかのような懐かしい気持ちになりました。

特に喪主である妻の最後の挨拶のシーンが印象的でした…。悲しむ間もなく慌ただしく葬儀が進み、体はしっかり動いているのに気持ちの整理はつかないまま、彼女はいまだ悲しみの只中にいるのだなあと痛感しました。

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mui

4.5なんという才能

2025年3月25日
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鑑賞方法:映画館

映画館で観れるなんて感激です。
子どものころゴールデンタイムにテレビで流れていたのを覚えてます。子供が見せてはいけないような内容だけど、それでよく覚えてます。
さて、あれから幾年月、大人になって観ると、なんと深いことか。画面にうつるものすべてが監督のセンスやこだわりが感じられるし、役者さんはみんな面白くて魅力的。
自殺だなんて信じていないが、この才能が失われたことが残念で悲しい。

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塩

2.5宮本信子さんが1人でロクボクを漕ぐシーンは情念を感じた

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

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ねこたま

4.0めちゃくちゃおもしろかった!!!

2025年2月27日
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本当にテイストは違えど
小津安二郎作品と同じ鑑賞後感を持ちましたよ

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JYARI

3.5同じことだからね

2025年2月26日
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hyvaayota26

3.5笑えてほっこり出来る作品。だが一緒に観る相手には注意。

2025年2月26日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

お葬式という題材だがクスッと笑えてほっこり出来る良い作品です。
ただ家族で一緒に観ると気まずいシーンがあるので注意が必要です。

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Kei6

4.0終盤の喪主の挨拶にジーンと来た

2025年2月21日
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泣ける

笑える

家族の訃報に接する中、悲しむよりもコメディタッチでストーリーが進み、ちょっとエッチなシーンも何だか笑えてしまった。「予想だにしない身内の突然の死」は誰にでも起こり得るので、「葬儀を執り行う」ことを学べた作品だった。
ラストの喪主である妻(菅井きんさん)の言葉がよかった。悲しみに暮れながらも気丈に挨拶をし、最後の瞬間を一緒に過ごすことができなかったことを悔いる言葉に感情が揺れた。

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ちゃ坊主

4.00227 雨の中のカーチェイスにドキドキした

2024年10月9日
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鑑賞方法:映画館

1984年公開
葬式の前後3日を2時間の映画にまとめてしまうという
発想が素晴らしい。
友里千賀子ちゃんが出演なので行くぞーになった。
結構平々凡々な役なんだけどね。
彼女を含めて全員が淡々とその1日を演じている。
G線上のアリアの場面は本当に記録映画。
白黒にしているので印象は強くなる。
単なるドキュメンタリーが続くのではなく
アクセントにもなった。
もう一つ高瀬春奈の登場は一瞬でその平穏をぶち壊すのも
インパクト大。それとお尻が強烈。
カメラアングルも凝っていて
お棺の中から生きている人を捕えるのは面白い。
以降普通の監督の発想とは異なる伊丹十三作品が
ここから始まった。
80点
初鑑賞 1984年11月26日 三番街シネマ2
配給 ATG
パンフ購入

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NWFchamp1973

4.0亡き後も続く故人の物語

2024年1月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

お亡くなりになった千鶴子のお父さん、真吉の出番は、冒頭の数分だった。それでもお葬式を通して彼の人柄が語られることによって、故人の人となりを知ることができる。それがお葬式なんだ、と映画を通して教えてくれた。

エンタメ要素は含まれているが、基本的にお葬式の段取りを淡々と伝えている。誰もが一度や二度は経験するお葬式。慌てふためき、焦燥して、途方に暮れながらも取り仕切らなければならない一連のセレモニーがユーモアを含めながら描かれている。

大滝秀治や菅井きんの挨拶は決して面白いものではないが、訥々と語る姿になぜか惹きつけられる。何も変わったことなど言っていないし、感動的なセリフでもない。でも何故か涙が出そうになった。

誰も笑わそうとはしていないのに、何故かクスリとしてしまう数々のシーン。ああこんな人いるよね、ああこんな光景あるよね、と思わず頬が動く。

「人間は二度死ぬ。 一度目は肉体が滅んだ時。二度目は人々の記憶から消え去った時」という言葉があるが、雨宮真吉は、この葬儀の後もずっと語られていくのだろう。死後も故人の物語りは続いていく。

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Ichi

2.0葬式にあまり縁が無くて・・・

2023年12月31日
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プライア

4.0両親の葬式を思い出しました

2023年6月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

親戚縁者も居ない簡素なものでしたが、ケアマネさんや友人が来てくれて一通りの手順を踏まえた事がシーンを観るたびによぎりました。

葬式は一大イベント。
非日常の3日間を過ごすわけですが、その折々に日常が入ってくると自然な笑いになる。

もちろん、当事者たちは儀式を完遂させるために真面目にやっているのだけれども、その世界では普段の日常はおかしなものに映るのですね。

そこを捉えた伊丹監督のセンスは素晴らしいと思う。

あと、本物の猫のタイミングが絶妙でビックリしたかな。

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K・M

3.5お葬式って

2023年6月6日
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鑑賞方法:映画館

子供の頃には分からなかったけどお葬式って、故人との別れを自分の心に一区切り付けさせるために必要な儀式なのだと今は思います。
その様子が上手く描かれてる映画だなぁと、今回心から思いました。

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やまぼうし

5.0伊丹式葬儀マニュアル入門編

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

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しゅうへい

5.038年ぶりに観てきました。

2023年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

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Jigen357

2.5「俺は春、死ぬことにしよう」

2023年5月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

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いぱねま

3.5はじめてのお葬式で右往左往

2023年5月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

葬式業者の海老原の含みのある演技、岸部一徳の笑い方が個人的にツボだった。

葬式をテーマにつっこみ所満載の喜劇となっているが、後に参列者の葬式でも「あの葬式はひどかったなあ」と笑って話される、そんな葬式が理想的なんじゃないかと。テキトーじゃなくこれくらい"適当"にやっても良いんじゃないか。やっぱり良くも悪くも「こんな人だったなあ」と語り送り出すことが死者への何よりの敬意だと思う。

葬式なんて突然あるものだし予想できるものじゃないけれど、葬式する前には観ておきたい良い映画だった。

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ezio

5.0悲喜劇としてよくできてる

2023年5月27日
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午前十時の映画祭。
1984年の伊丹十三監督のデビュー作。
初公開以来久しぶりにちゃんと観たけど面白かった。
初公開時はお葬式のハウツーものの部分がクローズアップしていたけど、コロナ後の葬式は自宅ではく、親近者のみの今から観るとお葬式にかかわる大人数の人間関係の悲喜劇ものとしてよく出来てる。
笠智衆、大滝秀治、江戸家猫八、財津一郎など、今では見ないおじさんおじいさん役者が可愛く可笑しい。

あと、この作品でアボカドを知ったんだった(ワサビ醤油で食べると美味しいことも)映画観た後、すぐ買って食べたのを思い出した。

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サート