劇場公開日 1984年11月17日

お葬式のレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

4.0めちゃくちゃおもしろかった!!!

2025年2月27日
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本当にテイストは違えど
小津安二郎作品と同じ鑑賞後感を持ちましたよ

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JYARI

3.5同じことだからね

2025年2月26日
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hyvaayota26

3.5笑えてほっこり出来る作品。だが一緒に観る相手には注意。

2025年2月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

お葬式という題材だがクスッと笑えてほっこり出来る良い作品です。
ただ家族で一緒に観ると気まずいシーンがあるので注意が必要です。

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Kei6

4.0終盤の喪主の挨拶にジーンと来た

2025年2月21日
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泣ける

笑える

家族の訃報に接する中、悲しむよりもコメディタッチでストーリーが進み、ちょっとエッチなシーンも何だか笑えてしまった。「予想だにしない身内の突然の死」は誰にでも起こり得るので、「葬儀を執り行う」ことを学べた作品だった。
ラストの喪主である妻(菅井きんさん)の言葉がよかった。悲しみに暮れながらも気丈に挨拶をし、最後の瞬間を一緒に過ごすことができなかったことを悔いる言葉に感情が揺れた。

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ちゃ坊主

4.00227 雨の中のカーチェイスにドキドキした

2024年10月9日
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鑑賞方法:映画館

1984年公開
葬式の前後3日を2時間の映画にまとめてしまうという
発想が素晴らしい。
友里千賀子ちゃんが出演なので行くぞーになった。
結構平々凡々な役なんだけどね。
彼女を含めて全員が淡々とその1日を演じている。
G線上のアリアの場面は本当に記録映画。
白黒にしているので印象は強くなる。
単なるドキュメンタリーが続くのではなく
アクセントにもなった。
もう一つ高瀬春奈の登場は一瞬でその平穏をぶち壊すのも
インパクト大。それとお尻が強烈。
カメラアングルも凝っていて
お棺の中から生きている人を捕えるのは面白い。
以降普通の監督の発想とは異なる伊丹十三作品が
ここから始まった。
80点
初鑑賞 1984年11月26日 三番街シネマ2
配給 ATG
パンフ購入

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NWFchamp1973

4.0亡き後も続く故人の物語

2024年1月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

お亡くなりになった千鶴子のお父さん、真吉の出番は、冒頭の数分だった。それでもお葬式を通して彼の人柄が語られることによって、故人の人となりを知ることができる。それがお葬式なんだ、と映画を通して教えてくれた。

エンタメ要素は含まれているが、基本的にお葬式の段取りを淡々と伝えている。誰もが一度や二度は経験するお葬式。慌てふためき、焦燥して、途方に暮れながらも取り仕切らなければならない一連のセレモニーがユーモアを含めながら描かれている。

大滝秀治や菅井きんの挨拶は決して面白いものではないが、訥々と語る姿になぜか惹きつけられる。何も変わったことなど言っていないし、感動的なセリフでもない。でも何故か涙が出そうになった。

誰も笑わそうとはしていないのに、何故かクスリとしてしまう数々のシーン。ああこんな人いるよね、ああこんな光景あるよね、と思わず頬が動く。

「人間は二度死ぬ。 一度目は肉体が滅んだ時。二度目は人々の記憶から消え去った時」という言葉があるが、雨宮真吉は、この葬儀の後もずっと語られていくのだろう。死後も故人の物語りは続いていく。

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shin

2.0葬式にあまり縁が無くて・・・

2023年12月31日
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プライア

4.0両親の葬式を思い出しました

2023年6月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

親戚縁者も居ない簡素なものでしたが、ケアマネさんや友人が来てくれて一通りの手順を踏まえた事がシーンを観るたびによぎりました。

葬式は一大イベント。
非日常の3日間を過ごすわけですが、その折々に日常が入ってくると自然な笑いになる。

もちろん、当事者たちは儀式を完遂させるために真面目にやっているのだけれども、その世界では普段の日常はおかしなものに映るのですね。

そこを捉えた伊丹監督のセンスは素晴らしいと思う。

あと、本物の猫のタイミングが絶妙でビックリしたかな。

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K・M

3.5お葬式って

2023年6月6日
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鑑賞方法:映画館

子供の頃には分からなかったけどお葬式って、故人との別れを自分の心に一区切り付けさせるために必要な儀式なのだと今は思います。
その様子が上手く描かれてる映画だなぁと、今回心から思いました。

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やまぼうし

5.0伊丹式葬儀マニュアル入門編

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

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しゅうへい

5.038年ぶりに観てきました。

2023年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

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Jigen357

2.5「俺は春、死ぬことにしよう」

2023年5月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

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いぱねま

3.5はじめてのお葬式で右往左往

2023年5月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

葬式業者の海老原の含みのある演技、岸部一徳の笑い方が個人的にツボだった。

葬式をテーマにつっこみ所満載の喜劇となっているが、後に参列者の葬式でも「あの葬式はひどかったなあ」と笑って話される、そんな葬式が理想的なんじゃないかと。テキトーじゃなくこれくらい"適当"にやっても良いんじゃないか。やっぱり良くも悪くも「こんな人だったなあ」と語り送り出すことが死者への何よりの敬意だと思う。

葬式なんて突然あるものだし予想できるものじゃないけれど、葬式する前には観ておきたい良い映画だった。

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ezio

5.0悲喜劇としてよくできてる

2023年5月27日
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午前十時の映画祭。
1984年の伊丹十三監督のデビュー作。
初公開以来久しぶりにちゃんと観たけど面白かった。
初公開時はお葬式のハウツーものの部分がクローズアップしていたけど、コロナ後の葬式は自宅ではく、親近者のみの今から観るとお葬式にかかわる大人数の人間関係の悲喜劇ものとしてよく出来てる。
笠智衆、大滝秀治、江戸家猫八、財津一郎など、今では見ないおじさんおじいさん役者が可愛く可笑しい。

あと、この作品でアボカドを知ったんだった(ワサビ醤油で食べると美味しいことも)映画観た後、すぐ買って食べたのを思い出した。

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サート

5.0「葬式」という非日常のハレの場を極上のエンターテイメントに昇華させていますね。

2023年5月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

「日本映画専門チャンネルpresents 伊丹十三4K映画祭」が25年2月21日(金)から開催。5月1日までTOHOシネマズ日比谷さん、梅田さんにて監督作を週替わりで10本、4Kデジタルリマスター版で上映。本日は監督デビュー作『お葬式』(1984)を鑑賞。

『お葬式』(1984年/124分)
伊丹十三監督デビュー作。
公開当時は小学校低学年、それから40年。
いろいろな冠婚葬祭を経た上で鑑賞すると、さらに面白さが増します。

タイトルも初期の『侘助たちの秋』を断念して思い切って『お葬式』。
公開当初もインパクト十分、子供心にもそのような題材を扱っていいのか、おっかなびっくりTV放映を観た記憶がありますね。

「お葬式」「ラーメン」「マルサ」…当時の映画業界にはない伊丹監督のテーマ選び、発想力、創作力には改めて脱帽です。
俳優業の傍らエッセイなど文筆業でも活躍されていたのでとにかく脚本が素晴らしく、本作『お葬式』でも、急な葬式の準備に狼狽える家族、結婚式以来久々に会って気まずい親戚関係、従兄弟たち会えて走り回る子供たちと誰でも共感する「葬式あるある」を時にはコミカルに、そして時にはシニカルに、「葬式」という非日常のハレの場を極上のエンターテイメントに昇華させています。

そしてキャスティング。
監督の信条「キャスティングは演出の仕事の半分」を具現化したように、山崎努氏、宮本信子氏、菅井きん氏、大滝秀治氏、財津一郎氏、江戸家猫八氏、笠智衆氏、津村隆氏、尾藤イサオ氏、岸部一徳氏、小林薫氏と豪華な俳優陣で、どれも適役。
特に死体役に徹した奥村公延氏は黙して語らずですが存在感がありましたね。

監督がまだご存命だったら、どんな題材で映画を発表しつづけたのか、そんなことを空想しながら、全10作品完走したいですね。

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矢萩久登

5.0ミニ・クーパーとシティ

2023年5月20日
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鑑賞方法:映画館

公開当時は観ていません。テレビのロードショーでいい加減に観て、面白いなぁ~と思った記憶はあります。
しかし、ありがとう、午前十時の映画祭。ちゃんと劇場でみると、素晴らしいではありませんか!
冒頭のミニ・クーパーとシティの並走シーン…サンドイッチの受け渡しはしませんでしたがf(^_^;上司がミニに、私はシティに乗っていたので実際に土砂降りの中央道を並走したことあります。懐かしかった。
故人に対する思い、お金は有っても思いやりの無い人、夫の立場、妻の立場、愛人の気持ちと、様々な心情が複雑に絡みあって、ホントに人間は…と感じました。
監督の伊丹十三さん、出演している役者さんの多くが既に亡くなっていて、どんなお葬式だったのだろう?と思いました。

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momo8

3.5高いのか安いのか、別れを惜しむのか暇もないのか

2023年5月17日
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午前十時の映画祭にて鑑賞。
離れた定点カメラからの映像が多く、葬儀に奔走する親族の姿を俯瞰で見ることができた。自分が参列した葬儀の際のポジションにより、作品の見方が変化していく。
三河の伯父の言葉遣いが地元のため印象的。

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ななな

2.0地味な映画

2023年5月15日
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鑑賞方法:映画館

小学生の頃にこの映画の予告編を見たことがあるのですが、「お葬式」というタイトルってなんかすごいな、と思っただけで実際にこの作品を見たことが無かったので今回初めて見ました。
感想としては「お葬式」というタイトル通り、派手さは無く、ところどころシュールなシーンはあるけれども、全体的に地味な映画でした。オリジナル作品というよりは、ドキュメンタリーに近いような気がしました。

エッチなシーンがあるのは今回、初めて知りました。
今思えば小学生の頃、家族で観なくて良かったなと思いました。

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canghuixing

3.5喪服の宮本信子が美しかった

2023年5月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

知的

俳優井上佗助のに、妻千鶴子の父・真吉が亡くなったとの連絡が入った。佗助は、初めての事で、戸惑いながらも周囲の助けを借りて葬儀の段取りを進めていき・・・という話。

どうって事ない普通の事なんだけど、あるある、って観てた。
大滝秀治の仕草が面白かったり、菅井きんの締めの挨拶が素晴らしかったり、スピーカーへのコードを辿っていくカメラワークが面白かったりと、色々楽しめた。
昔の俳優がたくさん出てたので懐かしかった。友里千賀子を久々に観れて、可愛かったなぁ、って思った。
宮本信子の喪服姿は美しかった。

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りあの

4.0究極の家族コメディ

2023年5月14日
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様々なテーマで観客を魅了した伊丹十三監督のデビュー作で、未見でしたが午前10時の映画祭で観る機会がありました。やらなきゃならないのに普段はあまり関心がない『お葬式』を巡って、周囲のアタフタ振りや親戚や会葬者のあるある的なエピソードをうまく取り入れながら、共感しやすい作品になっています。また、後の作品にも見られるマニュアル的描写やストーリーには関係ないエログロ要素が垣間見られるのが面白いです。役者では、山崎努の狼狽ぶりがおかしく、宮本信子の和服の着こなしや犬神家の一族みたいなヘアスタイルがよかったです。でも、一番の名演は、菅井きんで、最後の喪主の挨拶は、愛する家族を見送った誰もが感じる思いを代弁しているかのようでした。

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シネマディクト