「「愛してる」なんて言葉じゃだめ。「惚れております」じゃないとね!」お嬢さん乾杯! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「愛してる」なんて言葉じゃだめ。「惚れております」じゃないとね!
ばあやは「ピアノを弾いてあげたら?」と言うが、売れるものはみな売ってしまった後。父が刑務所という話にも戸惑う圭三。結局は成功している圭三と結婚させて財力をつけようという魂胆もあったのだ。
バレエを見ながら「あ~お腹が減った」と言う原節子が優雅な中にもみじめったらしくて素敵です。戦後混乱期にうまいこと商売に成功した圭三。弟の五郎なんかは現代風の性格。お嬢さん役の原節子の色んな表情が小津映画よりも断然光ってます。
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