「極上ミュージカル」アニー チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
極上ミュージカル
これは、とても、とても、素晴らしい作品でした!
こんなに楽しくて、こんなに興奮して、そしてこんなに幸せにしてもらっていいんだろうかってぐらい、映画の時間を満喫できました!
アニーがひとつうなづくだけで、そりゃもう幸せ。アニーがタップを踏めば、こちらの気持ちもわき立ってしまいます。孤児たちが騒ぎ踊れば、悲しさなんて吹き飛んでいくし、ハニンガン院長が顔を捻じ曲げて悪態をつけば、アニーを守るために立ち上がる自分がいます。
ジョン・ヒューストン監督の作品には、なんとも有無を言わさぬ面白さがいつもありますが、これは、それらの中でも群を抜いて面白いかもしれないですよ。
あと、ミュージカル映画としての出来も、随一な感じがしましたですね。なんだろ、踊り手たちが画面で躍動してる感じがするんですよね。グレースが足を高く上げて踊ると、なんか画面の隅から隅までを使い切ってる感じに見えるんですよ。
これは、忘れられない作品になったですよ。DVD欲しいかも・・・って考えたぐらいです。
っていうか、これがゴールデンラズベリー各賞ノミネートだったなんて・・・信じられないっす・・・ 素直じゃなかったのかな、みなさん?
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