「牡丹灯篭」異人たちとの夏 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
牡丹灯篭
山田先輩の脚本で大林先輩の演出なので所謂「いい映画」を期待しましたが、何とも中途半端な作品でした。ファンタジーとホラーと家族ドラマの総てを入れようとしたために特長に欠けて、どこをどう感じ取ればいいのかどっちつかずで散漫な作品です。
結局お話としては牡丹灯篭ですが、大林先輩も場面ごとにホラーとファンタジーを使い分けたように見えて、結果としてバラバラな仕上がりです。
キャスティングもいただけません。風間先輩の演技力は文句なしですが、カチッとし過ぎていて役柄に全く合っていない。拓ボンみたようなちょっと気弱でお邪魔虫っぽい役者の方が適任でしょう。秋吉先輩も合ってません。大林先輩が強力に推薦したらしいですが、この役は色っぽくない方がいいですね。
途中までは4点かな?でしたが。ラストシークエンスが噴飯物で1点下げました。
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