劇場公開日 1988年9月15日

「牡丹灯篭」異人たちとの夏 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0牡丹灯篭

2025年5月31日
PCから投稿

山田先輩の脚本で大林先輩の演出なので所謂「いい映画」を期待しましたが、何とも中途半端な作品でした。ファンタジーとホラーと家族ドラマの総てを入れようとしたために特長に欠けて、どこをどう感じ取ればいいのかどっちつかずで散漫な作品です。
結局お話としては牡丹灯篭ですが、大林先輩も場面ごとにホラーとファンタジーを使い分けたように見えて、結果としてバラバラな仕上がりです。
キャスティングもいただけません。風間先輩の演技力は文句なしですが、カチッとし過ぎていて役柄に全く合っていない。拓ボンみたようなちょっと気弱でお邪魔虫っぽい役者の方が適任でしょう。秋吉先輩も合ってません。大林先輩が強力に推薦したらしいですが、この役は色っぽくない方がいいですね。
途中までは4点かな?でしたが。ラストシークエンスが噴飯物で1点下げました。

越後屋
PR U-NEXTで本編を観る