劇場公開日 1988年9月15日

「キャッチボールの球筋がよい」異人たちとの夏 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5キャッチボールの球筋がよい

2020年11月29日
iPhoneアプリから投稿

懐かしがるわけではなく、鶴太郎が当たり前のように声をかけてくるのが良い。母、秋吉久美子はやたらと色っぽい。ラジコンやアイスクリーマーに興じる設定が良い空気を作る。大人の階段を登りきった男の心象風景か?
違う。これが主人公の内なる対話や妄想ではなく、本当に主人公の危険を察知した守護霊からのアプローチであることは、最後になって知らされる。出血大サービス。純粋な怪談エンターテイメント。シナリオはよく出来ている。しかし、見たいものとはちと違う。

Kj