「やはり、サムラ◯JAPA◯として賭け試合はペケよ♥」雨あがる マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり、サムラ◯JAPA◯として賭け試合はペケよ♥
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殿様に合う時に髭面は良くないと思うが。演出家が悪いのだろうが、汚らしく感じる。男らしさを表している所だろうが、元来そう言った俳優ではないと思うので、適役とは言えない。
剣道や武道の教本映画になってしまっている。つまり、それだけで、派手な殺陣が伴って貰いたい。
嘗て、黒澤明監督は自身が士族出身と漏らしたと聞く。
彼に限ったことでは無いし、それが彼らの作品に影響を与える事はないのだが、偉大な監督や人気のある監督は、晩年になると自分の血筋を気にする方が多いようである。勿論、日本だけではない。
ストーリーがコメディなので、寓話的小品で良いのだが、殺戮がいとも簡単に。何時代なのだろうか?江戸時代なら殿様の御前で髭面はタブーであった。ましてや、カイザル髭が登場しているが、明治に入ってからの事。士族出身にこだわるなら、その点も歴史に忠実であって貰いたい。
黒澤明監督の本心がどこにあったのか知りたくなる作品。しかし、コメディな寓話である。
・武士として賭け試合をしては駄目だ。そうです。試合は賭けては駄目だ。
・武士が町民に対して『貧しい者達』と俯瞰している。
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