「0198 アッシイとはアッセンブル前の部品の固まり」アッシイたちの街 NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)
0198 アッシイとはアッセンブル前の部品の固まり
1981年公開
山本薩夫監督はほとんど接点なかったが
友里千賀子大好きなので行きました。
そういや野麦峠もそうですな。
ジジイくさいところは全くなく、古谷一行
関根恵子、奥田瑛二、江藤潤と世代をまたいで
人生を語っていく。
こんな若者映画を晩年で撮るなんて凄い。
あー森川正太はかっこつけんといてくれ。
まだスマートな“おていちゃん”友里千賀子様は
キュートのかたまり。
本気で惚れましたよ。(惚れっぽいなあ)
ワタシが大学生だった当時、
川崎というキーワードが今一つハマらなかったので
そこまで胸に染み入りませんでしたね。しかし
こういった泥臭い社会派映画って昨今あったっけ?
こんなどん底でもなんとか生きていくんだ
という時代背景では映えるが
今はしんどかったら逃げなさい、お上におカネを
ねだりなさい。というおパヨ全開時代なので
人間的な弱さを抱えながらも生きていく
という映画はもう見れないかもしれませんね。
80点
初鑑賞 1981年4月4日 梅田ピカデリー2
パンフ購入
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