「政府公認の赤い線で区切られた売春地区」赤線地帯 mimiccuさんの映画レビュー(感想・評価)
政府公認の赤い線で区切られた売春地区
・売春禁止法が施行される2年前、サロン「夢の里」で働く様々な理由を抱え働く女たちの逞しさを肯定するような映画だった
・現在にも存在する風俗産業を描くことで当時の日本の社会背景も見えてくるので価値のある一本だった
・とりわけ一人息子に軽蔑され気がふれてしまった母親と、新人が店先に立って客に「ちょ、ちょっと‥」と弱々しく声をかけるラストシーンが心に残った
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