「悪夢」紅い眼鏡 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
悪夢
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ケルベロス・サーガ第1作。
Ultra HD Blu-ray(クラファン返礼品)で鑑賞。
微力ながら4Kレストア作業のクラウドファンディングに参加させていただき、返礼品のUHDブルーレイで鑑賞した。
一度も観たことが無かったが、押井守監督の初の実写映画と云うことと、ケルベロス・サーガの一作なのは知っていた。
一部ファンからカルト的な人気を得ている作品となるととても興味があったし、支援に参加することにした次第である。
あらすじを読んだ限り、自主映画並みの低予算ながらアクションたっぷりの作品なのかと思っていたが、観て驚いた。
アクションは冒頭のみで、あとはひたすら会話劇で進行し、冒頭とその後の雰囲気のギャップに耳がキーンとなった。
会話劇主体、且つ夜のシーンばかりなのは、低予算による粗を目立たなくさせるための措置と云うことで納得出来た。
夢か現実か、惑わせるようなシーンの連続に頭がクラクラしたし、思っていたのとは違うストーリーに少々退屈した。
しかしながら、アニメ的な演出を実写で試みている点は面白かったし、ケレン味溢れる画づくりのセンスは抜群だった。
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