赤い蕾と白い花のレビュー・感想・評価
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白いカトレアが意味するのは?
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重夫の父親(金子信雄)は町医者。とみ子の母(高峰)は服装学園の校長。裕福な家庭であることは間違いない。ある日、母が風邪をこじらせてかかりつけ医(左卜全)を呼ぶが、やぶ医者中のやぶ医者!といった老医者なので笑ってしまう。
金子信雄が吉永小百合のおでこにキスするシーン。風邪をうつされた小百合が胸をはだけて信雄の診察を受けるシーン。それに数々の発展的な台詞といい、天真爛漫とはまた違う、性へのめざめのような部分が印象に残る。
羽田で抱きかかえた親たちの写真を見たために家出を決意するとみ子。行き着いた先が連れ込み旅館・・・なんだかエロっぽい方向に進みそうなのに、みんな清廉潔癖。ラストシーンもほっぺにキスして駅まで競走する2人。高校三年という設定さえも信じがたい。
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