カルラのリストのレビュー・感想・評価
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「正義」について考えさせられる
10/1に日本が世界で105番目の国として加入したICC(国際刑事裁判所)の先駆けとなった旧ユーゴ国際刑事法廷(ICTY)に務める検察官カルラ・デル・ポンテに密着したドキュメンタリー映画です。 ボスニア紛争における1995年の大量虐殺を指揮した逃亡中の戦犯を探し出し起訴するための正義の闘いを追っています。「正義」という言葉を最近は耳にしなくなりましたが、権力者による最大の犯罪である戦争、それによってもたらされた犯罪を裁く国際法廷こそ正義の砦なのでしょう。 しかし、このICCに米国、中国、ロシアは加入していないという現状は何を意味するのでしょうか? 色々と考えさせられる映画でした。
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