ソウ4のレビュー・感想・評価
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ジグソウ・ビギニング!発覚する真相!
のっけからグロいシーンに突入です。だめな人はおそらくこの時点で見る事をやめてしまうんでしょうね。自分は好きな部類なんで、じっくり見させてもらいましたけど。
確かに前作でジグソウが死んでしまって、どうやって4につなげるんだろうと思ってたんですが、うまい!こんな方法があるなんて。
最初の解剖シーンで騙されちゃったんですが、「ソウ3」と同じ時間軸でストーリーが展開します。
なんでもかんでもジグソウの思ったとおりにコトが運んでいく非常に都合のいい話なんですが、所詮は映画、作り物の世界ですからそこは楽しく見る事にしましょう。
今回はジグソウが殺人鬼?に変貌していく、いわゆるビギニングものの要素も含んでいて大変楽しく見させてもらいました。
【ネタバレ】
おまけに、まだまだ終わらないぞという、まさしく新章の始まりという様相も含んで、第三の協力者が発覚。
「ソウ」の1〜3を見ていて、沸々としていた違和感。末期の病弱患者と女性に、あの仕掛けは無理だろうと思っていた事に、回答してくれます。
確かに1作目のようなインパクトは感じられませんが、毎回毎回よく考えるな~と感心させられる事しきりです。
死してなお「ソウ」を完全支配して、コントロールするジグソウ‼️
ソウ4」のトピックスは、ソウの隠れ後継者がアマンダに続いて現れること。
しかしながら、死んでも「支配してコントロールするのはジグソウ」と言うか、
そう言う脚本なのだと言うこと。
つまりは絵空事でありすべて妄想なのだ。
被害者が如何に残虐に、一気にではなく、命乞いをして
無残にその甲斐なく死んでもいちいち同情は無用。
そう言うゲームなのだ。
なぜ人はどうせ助からないのに命乞いをするのだろう。
助かるためしが1%もないのに。
諦めて大人しく死ねないものか?
ただこの「4」ではジョンことジグソウの妻が登場している。
愛妻のジルは最初の子供を妊娠中だった。
乱暴に開けたドアにお腹をぶつけて運ばれて破水して、
流産してしまいます。
この事も後々のジグソウの恨みや復讐の要因と言えます。
そしてジョンは私と居ると不幸になる・・・そう言ってジルを遠ざけて
離婚するのです。
ジグソウのテープレコーダーの声が、「まだまだ復讐はこれから・・・」
と言い、後継者で協力者のホフマンがクローズアップされる。
ホフマンにカリスマ性は全くない。
この「ソウ4」で、
私の「ソウ」への興味は失われたのは確かなのでした。
登場人物が多く人間関係も複雑に絡み合ってくるので混乱する
登場人物が多く人間関係も複雑に絡み合ってくるので混乱した。ソウというより、よくある刑事サスペンスドラマにグロを足しましたって感じ。
ホフマンが黒幕だったのは驚いた。けれど、いままで名前すら出てこなかったのに、パッと出が重要なキーマンってのはズルい気がする。ホフマンがジグゾウの意思を引き継いでゲームを引き継いだ理由が分からない。何をきっかけに決意したんだろ。
終盤のジェフと絡むあたりが、3と同時進行だったのは気付かなかった。このシリーズ時間軸を錯覚させるのが上手いね。
ゲームは今までの作品で1番グロい。特に鎖で髪引っ張るのと、目を自分で潰すやつが見るのキツかった。髪引っ張られて頭剥がれるのは痛すぎるっしょ。目潰しはエグいけど、デブの行いがクズだから処刑されてもザマァって思っちゃった。
回を重ねるごとにややこしくなってきてる。1のシンプルさが恋しいよ。ソウってシンプルな設定とシチュエーションの方が相性いいのかもしれない。
鑑賞動機:夏のソウ祭りやってみる(やめときなさいな)10割。
冒頭の解剖場面をじっくり写すねえ。前作から繋がりを見せつつ、ちょっとずつずらしていく感じ。
ひっくり返していくのは、だんだんしらけてくる。
難しい
自宅PS4にて、TSUTAYAでBDをレンタルして鑑賞しました。
3に引き続きグロ要素が強かったように感じます。ただそれだけではなく、ストーリーも中々に複雑で、凝ったものになっているという感想を持ちました。
今作の特徴の一つと言えば、ジグソウの過去を知ることができる、という点だと思います。ジョン・クレイマーがどのような経緯でジグソウへと変貌していったのかが分かります。
個人的にはストーリーが少し難しいと感じました(私の単なる読解力不足かもしれませんが)。今までのシリーズに出てきた人物が色々出てきて、また出来事の時系列も入り組んでたりしていて、結構難解だと思います。
一番の疑問なのですが、ホフマン刑事はいつ、そしてどのようにしてジグソウを継ぐ立場になったのでしょうか?本編にそのような描写は無かったように思うのですが…それとも次回作以降で語られるのでしょうか?もし分かる方いたら教えてくださいm(_ _)m
ストーリーも複雑でグロいシーンも多かったですが、ジグソウの過去が知れたという点は面白かったと思います。
“SAW IV”と書かれた文字が、“SAW TV”に見えたのには意味があるのか?
とりあえずの三部作を通して見ると、ゴードンとアダムの密室心理劇が面白かった『1』は単なる序章にすぎず、『2』では時間と空間を捻じ曲げるサスペンスと前作との密接な繋がり、特にアマンダという第二のジグソウが誕生する面白さがあった。そして、『3』では復讐の連鎖を断ち切って“赦す”ことができるかというテストが行われ、“ゲームにはルール”があることを力説するジグソウが後継者に試練を与える物語だった。
『3』のラストではみんな死んでしまったような雰囲気だったのに、続きは出来るのかと心配してたのに・・・アマンダのように後継者を密かに育てているのか、模倣犯のような犯人が登場するかどちらかだと思っていました。それでも前3作に隠されているかもしれない伏線を読み取るために復習を・・・すると、復習したほうが混乱してしまうのだ。
ここまでストーリーも登場人物もリンクしていると何度も復習しなければわからなくなりそうです。刑事もどんどん死んでいくのですが、気になる人物の生死がどうなったのかモヤモヤとしていたら、次回作でそれが明かされたり、中心となる刑事が前作でもしっかり登場していたりするので、まるで映画界のマルチ商法のようです。今作で犯人に翻弄されるリッグ刑事(リリク・ベント)やホフマン刑事(コスタス・マンディロア)も『3』を再チェックしてみると、しっかりと意味深な表情をしていたりする。
ジョン・クレイマー(トビン・ベル)の元妻ジル(ベッツィ・ラッセル)の回想シーンにより、ジグソウがシリアルキラーになった理由もわかるし、もちろん彼がまともな人間だったこともわかる。彼のこれまでの殺人を考えると、残酷な拷問機器を使用する異常性は許されないけど、悪人に裁きを与えるキラと同じなのかもしれません。むしろアマンダの赦すことをしない、キレやすい性格のほうが怖いくらい。
ネタバレ
終盤には『3』の終盤シーンがリンクして登場する。映画のオープニングは死んだジョン・クレイマー=ジグソウのグロい解剖シーンからで、ホフマン刑事が胃の中から取り出されたテープを聴くことによって事件が始まる(しかし、このテープはホフマンによるトリックのような気もする)。しかし、終盤でジェフが登場することによって『3』とのリンク状況を見ると、これは時系列では最後に当たるハズ。つまり、『4』は『3』でのストーリーと同時進行しているのだと思われます。
で、改めて『ソウ3』を調べてみると、ケリー(ディナ・メイヤー)を死に至らしめたのがアマンダやジョンであるなどとは言っていないのだ・・・チラリと映った服はアマンダと一緒だけど、実行犯かどうかはわからない。つじつま合わせというか、後からどうにでもできる作り方は上手いとしか言いようがない。今回は新たなる序章といった雰囲気だったし、次回作ではホフマンが後継者となった経緯も楽しむことができるのかもしれませんね。それと、どうなったのか気になる人物がいっぱい・・・ストラムFBI捜査官、リッグ刑事(多分死亡)、ジェフ、ジェフの娘、エリックの息子ダニエル、そしてそして外科医ゴードン!
XJAPANのエンディングテーマ曲はちょっと・・・と思ったけど、毎回こんな感じの曲ですし・・・
【2007年11月映画館にて】
ごちゃごちゃしていた
細々とした仕掛け殺人がたくさんあって、人物の相関がよく分からない。一人の人物をもっと掘り下げる形で構成して欲しかった。ピタゴラスイッチ的な部分も目につき、そんなに全部成功しないだろうとも思った。ジョンの奥さんの流産は気の毒すぎる。アマンダの手紙の謎はまだひっぱっていた。
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