ソウ4のレビュー・感想・評価
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ビデオ講義だけでは伝わらない
小手先のギミックに頼り切ってしまったような作品。SAWシリーズの魅力を「巧妙なゲーム」「予測不能な展開」であると解釈し(間違ってはいない)、そこを追求した結果なのでしょうか。過去一「学び」の無い授業となってしまいました。
オープニングの死体の解体シーンから始まり、グロゴアについてはさすがSAWシリーズ、安定しております。しかし、今作のジグソウ先生の講義はビデオ講義のみ。ジグソウ先生の哲学はあまり聞けず、観客に対するミスリードに徹しているかの様なストーリー。観客を惑わせる為か、複雑を極めたストーリーはもはや理解不能。鑑賞後に解説動画、ネタバレ考察サイトを巡りようやく納得出来ました。まぁそれに関しては私のオツムの悪さがいけないのですが、さすがに一見さんに厳しすぎる内容でした。過去作鑑賞は絶対必要。
ジョンがいかにしてジグソウになったかが語られるシーンもありますが、後付け感があるしジグソウの狂気を薄めてしまっている気がします。その辺のさじ加減が「1」「2」は完璧だったので少し残念。それでもジグソウ先生の回想シーンでのゲームは流石本家といったところ。殺すのが目的ではなく、「生」を知り、更生してほしいという思いが感じられます。
……というか、SAWシリーズはこの時点でジグソウ先生による「生」の授業というアデンティティを捨てつつあるのかなと思いました。「強迫観念」に打ち勝てというメッセージは少し弱い気がします。次作はまた違ったアプローチがあるのか、気になるところではありますが、あまり期待せず観ていきたいところです。
【ソウシリーズの新章。”ジグソウさん、貴方は死んでも事前に色んなカラクリや仕掛けをしていたんですね!”ソウなんです。ゲホゲホ・・。”】
■SWATの隊長リッグが、亡きジグソウの手口と酷似したゲームの罠に落ちる。
誰に何を試されているのかも分からないまま、リッグは人質にされたふたりの刑事を救うためゲームに挑む。
一方、FBIのストラム捜査官は、ジグソウの元妻ジルへの尋問を始める。
◆感想
・前作までの設定は更新されてしまい、観る側は少し混乱する、シリーズ転換期の作品。
<いつまで続くのかなあ、と思っていたがこのシリーズはマダマダ続くのである。
柳の下には泥鰌が沢山いるのである。
ホラー映画あるあるであるが、低予算で興行収入はバッチリであれば、どこまでも続くのである。
日本で言えば、”貞子シリーズ”を筆頭に、○○村シリーズも同様である。>
ジグソウ誕生の理由が明らかに
「スパイラル ソウ オールリセット」鑑賞前に復習のためEP1からイッキ見。
EP4はジョン(ジグソウ)の過去が明らかになります。
ヴィラン(悪役)の悲しい過去系は好き嫌い分かれますよね💦
私も根っからのサイコパスも好きではあるのですが、ジグソウ(ジョン)は"命の大切さ“を重んじていることもあり、何故ジグソウが生まれたかの理由がとても人間らしくて良かったです。
ただ時系列がぐちゃぐちゃ過ぎて、わけわからなくなります💦
今回はシリーズ全部イッキ見したので余計に今まで気にならなかった所もアレコレ気になり始めました。
グロさ重視になり始めて観れないという方も多くなるとは思いますが、グロ耐性もある私は最後まで気になり引き込まれるシリーズ作品です。
エグいだけ
1では、エグさはポイント使いで、狭い空間での心理的駆け引きの怖さが軸だった。
見終わったときには、「怖かった」より「上手いな」が残るような、よく練り上げられた脚本が魅力だったのに。
終わったな…。
今回はもう、ただひたすら連続猟奇殺人映画である。
ジグソウ死す。
2019年11月3日
#ソウ4 鑑賞
#ジョン・クレイマー が #ジグソウ になっていく理由というか過程がわかります。
どんでん返しや時間軸を巧みに使う構成があるので、そのことを気をつけて見ましょうね!
ジグソウ死す。
まさかのX JAPAN!!!!
が、主題歌唄ってるのwww
ジグソウ(ジョン)が殺人鬼になった理由を複雑な時間軸に絡めながら展開。ちょっと分かりづらいけど、見せ方は面白かった。
4作目ともなると、機械仕掛けのカチコチカチコチ…ガシャーン!ズバァッ!ぎゃああ〜…は、もう飽きます。これでシリーズ全部食いつなぐのは無理です。
マシュー刑事だっけ?がついに死んでしまうのすごい寂しかった。6まで続くこの作品、最終作はこの刑事とジグソウの弟子が対決するんだと勝手に期待してた。もっと言うと刑事の死に方、『ファイナルデッドコースター』のスポーツジムで黒人の男の子が頭部パーン!って死に方の完全なパクリでは?????せめてソウ史上最も華々しくオリジナリティのある死に方をさせて欲しかった。パクリ…。
更に複雑なストーリー
そもそもが時系列が入り乱れた脚本であることに加えて、
前作をレンタルで観てから
約一年が経ってた事もあり
全体を把握するには
色々な人の書いたレビューを読まないと
理解できない(;^∀^)
とはいえ、流石の名作シリーズ、
観てても飽きません!
オープニングのジョンの
解体ショーにも特に恐がらない僕。
やはりブラックジャックを読んで
育ったからかな(笑)
I.V...ジグソウという象徴。
amazon primeで、久しぶりに見ました。
ジグソウというホラー映画のスター(象徴?)
を生みだした、この映画はもっと評価されて良いと思います。
あと個人的には、最後のエンドクレジットに流れるX JAPANの「I.V」に、映画館で涙しました…
4作目
I.V
4人のX JAPAN
ゲームオーバーは、まだ早い。
この手の毒を受け入れるのは覚悟が必要
2007年アメリカ映画。93分。人気シリーズ第四弾の「ソリッド・シチュエーション・ホラー」作品でございます。冒頭からして絶句するような描写。はっきりいって開き直ってます。
本作は見せ物根性を超えて、監督の自己陶酔度が極みにに達している作品ではないでしょうか。四作もつくられたことからの自信と表裏一体の危険なナルシズムを感じました。アンチ・ヒーローの殺人鬼・ジグゾーはさしずめ、そんな監督の化身のようなものか。
本作では、ジグゾーの過去がさらに描かれていきます。悲しい出来事を羅列することで彼の人間性のようなものがじわじわと浮き上がってきます。そして、それはまさしく知的スノッブと呼べる「まがいものさ」があります。
ここで視点を変えると、本作はある種この「まがいものさ」の魂に迫った作品なのかもしれません。すべての犯行をゲーム感覚でしかけていき、世の中を震撼させる彼を観ることで、たしかに観る人の世の中を見るフィルターが、「まがいものさ」に対して敏感にはなっていきます。
この手のテーマを描いた作品では、やっぱり「ダークナイト」が比較対象になります。そして浮き彫りになる本作の問題は、その「まがいものさ」だけで自己完結していて、それ以上のものがないということ。
ほんと、なんなんでしょうね、この作品は。
X JAPANのほうに驚いた。
見て驚いたんですが、X JAPANが主題歌歌ってるんですね。プロモビデオも特典として付いていました。(DVD)
あ、映画自体はまあまあです。ファンにはおすすめです。4作目なのにコレまでと同等のテンションを維持しているのは驚きです。(まあ、だんだん、だれては来てますが・・)プロット考えるの大変だったと思うんですが、思いのほか良くできていましたよ。
痛さは続く・・・
しょっぱなから,えげつない解剖シーンに絶句。
実写版レンブラントの「トゥルプ教授の解剖講義」
その後は,痛さ満点の拷問シーンと,
語られるジグソウの過去がドラマを盛り立て,
音楽と忙しいカット割りが緊張をあおり,
驚きのクライマックスで強引に突き進む。
始まりの余韻に背筋が凍る。
まだ続くのかよとツッコミながらも,
今作は新鮮味と意外性があって楽しめた。
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