ノートに眠った願いごとのレビュー・感想・評価
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韓流らしい韓流映画
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ソウルで実際に起こったデパート崩壊事故を背景に描いた恋愛映画。
『愛するときに話すこと』が記憶に新しいヒロインのキム・ジスは、相変わらず松本伊代と早見優を足して2で割った顔立ち。
え〜っとちょっと好みです。もう俺ファンだもんね(爆)
いけしゃ〜しゃ〜と「私は美人よ!」等と、のたまくが…許す(笑)
彼女が好きだった場所をノートに書き留めていた事で、後半は彼女と“一時”を“共に過ごした”経験を持つオム・ジォンが登場して主人公と偶然に行動を共にする。
この偶然性を許せれば、その後の真実に辿り着く行程での、 まるで絵葉書を観ているかの様な映像に身を委ねているだけで、それなりの感動は得られる筈です。
勿論その逆に全く受け付け無い人も居るでしょう。それは、如何にも《韓流らしい韓流映画》だからです。
CGを駆使したデパート内部の崩落シーンは一つの見せ場になっていますね。後半登場するオム・ジォンがどこかぶっきらぼうに演じていた『映画館の恋』の時とはやや違い、どことなく“自分一人生き残ってしまった”事に辛い思いを抱いている感じのキャラクターなので、多くの観客には性格の良い女性として受け入れられ易く、その事で爽やかな感覚を与えてくれていますね。
これこそが“韓流”の王道なのでしょう。
(2007年11月5日シネマート新宿/スクリーン2)
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