ゾンビーノのレビュー・感想・評価
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毛色の変わったゾンビ映画
1950年代の雰囲気を出したゾンビ映画。
ゾンビをペットとして飼うのがステータスなんだからぶっ飛んでいる。
それまで一人もゾンビを飼った事が無いロビンソン家に初めてゾンビがやって来る。
このゾンビに装着されている“首輪”がポンコツな為に大騒動に発展してしまうのですが、とにかくブラックな事この上なし(笑)
普通のハリウッド映画なら避けて通る、子供に対しての惨殺なんか平気でやってしまう。まぁ、コメディなのである程度は許せてしまう面もあるのですが…それでも父親から贈られるプレゼントのシーンは流石にやり過ぎかなぁ〜とは思いますけどね。最後に“それ”を生かすのかと思いきや、何の意味合いも無いのは「?」って感じでした。
ペットとして飼っているゾンビが《感情》を持っているのもどこか微妙ですね。
それでも少し毛色の変わったゾンビ映画として楽しく観られると思いますよ。
(2007年11月6日TOHOシネマズ六本木ヒルズ/アートスクリーン)
絆の映画
ゾンビ戦争が起こり、ゾンビをペットにし、ゾムコンというツールで世の中を支配していく物語。
主人公とゾンビの深い絆や現代社会で忘れている家族愛をコメディーの中で考えさせられる映画。
● まさにゾンビ愛 ●
ほのぼのするゾンビ映画です。
ゾンビをしつけようとするシーンは、色々なゾンビ映画に有りますが、本当にしつけて(抑制させて)一緒に暮らしちゃうなんて、なかなか無い。
人間もゾンビも、登場人物各々が良いキャラクターをしています。
母親役のトリニティ(笑)も良いし、ゾンビとラヴラヴな隣人のプレイが面白い。
途中連れていかれるファイドが、仔犬の様でキュンとなります(笑)
ラストのタバコを吸うシーンが好きですね〜。
捕食シーンは少しなので、ホラーが苦手な人にもオススメです。
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