「爆笑!スプラッタ~(^^;!!」ゾンビーノ mori2さんの映画レビュー(感想・評価)
爆笑!スプラッタ~(^^;!!
吾輩、“ホラー”とか“スプラッタ”とか苦手です。ですから“ゾンビ映画”もそんなに好きではありません。でも、そんな吾輩が大好きになったこの映画。だってさ~、大爆笑モノなんですよ~!
『ゾンビをペットにする~?!』この発想がめちゃめちゃオモロイ!だって、ゾンビですよ、ゾンビ!!いくら従順にさせることができるからって、あの顔色は薄灰色で、首を傾け、手を前に、緩慢な動きで歩き回る(走れない!)あのゾンビですよ!それがこの映画では人間の友達になり、お手伝いになり、あろうことか、恋人(??)にまでなってしまうのです!ありえね~って、そんなの!!もおこの映画は全編ゾンビへの愛に満ち溢れています。そお、まさに“ゾンビ・愛ム~ビ~”でございます。最初から最後まで笑いが満載。過激でブラックなシーンも、笑い飛ばしてしまいました。50年代の雰囲気が色濃く残るウィラードの街並みに、異形なゾンビの存在が妙~なコントラストを描き出していて、何とも言えないPOPな映像で“明るいゾンビ映画”に仕上がっています。
今回主演のキャリー=アン・モスには、驚かされました。『こんな“コメディエンヌ”みたいな演技も出来るんや…って』何せ「マトリックス」の“トリニティ”のイメージが強すぎたので、恍惚な表情を浮かべてゾンビとダンスするシーンには、笑わせていただきました。いやいや、こんな彼女もイイですね!
でもこんなのは、映画の中だけにしておいてほしいですね。『死んだら、ペットに』なんて、シャレにもなりませんからね~。
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