「このコンビは最強ですね」スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)
このコンビは最強ですね
夫婦揃ってティム・バートン監督作品は、大好きです。
ティム・バートン作品で、妻の一番は、「シザーハンズ」私は「ビッグフィッシュ」かな(^o^)
そして妻も多くの女性達と同じくジョニー・デップ好きですw( ̄O ̄)w
今作品は、なんとミュージカルです。
ティム・バートン作品としては、アニメだけれど「ナイトメアビフォアクリスマス」という素敵なミュージカル作品がありますが、ジョニー・デップのミュージカルは初めてです。
この作品は、元々3時間の舞台作品を2時間にまとめたそうです。
1997年と2006年に映画化されているそうですが、まったく知りませんでしたw( ̄▽ ̄;)w
日本では、松本幸四郎や市村正親が主演で舞台化されていたそうです。
これまた、まったく知りませんでしたw( ̄▽ ̄;)w
19世紀ロンドンでの話です。
船旅からフリート街にやって来たふたりの男達。
ひとりは15年前にこの町で美しい妻と可愛らしい娘にかこまれて、幸せな生活を送っていた理髪師のベンジャミン・パーカー(ジョニー・デップ)
ある日ベンジャミンの妻に恋した悪徳ターピン判事(アラン・リックマン)によって、無実の罪で投獄されてしまったのだ。
昔の店に戻ってみると、そこは客がだれひとり居ないミートパイのお店になっていた。
女主人ミセス・ラペット(ヘレナ・ボナムカーター)の話によると、妻は毒を飲み、娘はターピン判事に育てられているという、、、
妻と娘に会えるのを15年間待ち続けたベンジャミン・パーカーは、悲しみそしてターピン判事への復讐を誓い、スウィーニー・トッドと名乗りミートパイ店の2階に理髪店を開くのだった。
しかし、ロンドンで一番の名理髪師(サシャ・バロン・コーエン)に正体を見破られてしまい、彼を殺害してしまう。(サシャ・バロン・コーエン、、、、「ボラット」のお馬鹿男には見えませんでした(≧◯≦)ゞ)
遺体処理に困ったふたりは、なんとその遺体をミートパイの材料にしてしまったのだ(o´ω`o)
そして次々と理髪店の客を殺害し、ミートパイの材料にしていく、、、なんとお店は大繁盛!
殺害した名理髪師の手伝いをしていた孤児の少年にミートパイ店を手伝わせるのだが、少年は女主人を慕い、スウィーニー・トッドに不信感を抱いていた。
その頃、偶然にも船旅で一緒だった青年が、スウィーニー・トッドの娘に恋をしてしまった。
娘にプロポーズするターピン判事、救い出そうとする青年、ミートパイの真実を知ってしまった少年、「この店から災いが起こっている」と告げる謎の浮浪者の女、、、、
そして遂に念願の復讐を果たす時がやって来たのだった、、、!!
私「面白かったね」
妻「うん、久々に面白い洋画を観たかも」
私「噂ほどグロくなかったよね」
妻「オープニングのミンチから、どうなるかとドキドキしちゃった」
私「血飛沫も美しさにこだわっているから、それ程グロく無かっただろ」
妻「最初の殺人は、ゲッと思ったけど、徐々に慣れてしまって平気だった」
私「ミュージカルだから残虐なシーンも、緩和されていたんじゃないかな」
妻「確かに台詞だと、もっとリアルで怖かったと思う」
私「まぁラストのオチは途中で判っちゃうよね」
妻「うん、あ〜あ、奥さん殺しちゃったよ!って思ったし、、、」
私「やっぱりティム・バートンは良いね」
妻「そうね、でもジョニー・デップが最高だったわ」
私「途中でジョニー・デップが鹿賀丈史にそっくりだったんだけど、、、」
妻「それはない!、全然似てないから(怒)」
私「はい、どうもすみません、、、、」
基本的にミュージカルは嫌いですが、今作はOKでした。
台詞のほとんどが唄っているという完全なミュージカルで、どちらかというと嫌いなタイプなのですが、何故か楽しめました。
でもこれが舞台で、しかも日本人だったら、絶対に無理だろうなぁ、、、(>▽<)
ティム・バートンの映像とジョニー・デップの演技力だからこそ、ここまで楽しめる作品になったのでしょう♪♪