劇場公開日 2007年11月3日

「背伸びしちゃあいけない」恋空 nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5背伸びしちゃあいけない

2022年9月15日
Androidアプリから投稿

映画館に行くほどでもなくスルーしてしまった有名な作品が配信で観られるのはいいですね

ガッキーと三浦春馬やったんや
そら、興味津々

携帯小説だからというより、ドラマになるほどの内容を映画にしたせいか
ダイジェスト版みたいで、映画とはいえないレベルですね

高校生で妊娠して出産した人は身近にもいました
しかし、あの事件はさすがにひどい
女の子にとって大変な経験をサラッとすますあたり、ジェネレーションギャップというより、原作者の生きてきた世界があまりに日常とかけ離れている
普通ならトラウマでしょう

当時、女の子達は共感して社会現象になったそうだけど、背伸びしすぎじゃないかな
ちょっと危ない連中とつきあってみたい願望があっても、それはだいたい願望に終わる
生存本能というやつ
そこを踏み込んじゃったり、否応なしに行かされちゃった人の話だから

人生90年時代です
少し前まで子供だったんだから、野良猫のように臆病でいいんです
先は長い
さっさと人生、決めてしまったら後悔します
いつも若気の至りでチャラに出来るわけではない

と思うので、ヒロインの大根演技もあって入り込めなかった

まだ、19歳のガッキー
ちょっとブスだし、鼻にかかった喋り方に
ちょっとイラつく
今の方がずっといい
よく頑張りましたね
34歳になっても、結婚しても人気が衰えない地位を獲得しています

三浦春馬
最初は個性の薄い若者でしたが、ストーリーが進むにつれて顔がハッキリとしてきました
17歳の男の子の成長は早いと驚かされました
生きて、いいオジサン役もやってほしかった

この映画で見るべきは、17歳の波瑠でしょう
ドラマでは悪女役だったのが、映画では親友役
でも、化粧が・・・
こ、怖ァ
悪女メイクのマンマやん
化粧ってコワイ

nakaji