「「I am フル○ン」も登場の、とにかく「イタ~イ」映画」イースタン・プロミス ジョルジュ・トーニオさんの映画レビュー(感想・評価)
「I am フル○ン」も登場の、とにかく「イタ~イ」映画
<ストーリー>
助産師のアンナの病院に、瀕死の状態で妊娠した少女が運ばれてきた。彼女は助からず、何とか生きて取り出された赤ん坊が残される。少女のカバンの中には日記があり、その中にロシアン・レストランのカードが挟んであった。アンナはそのレストランを訪れるが、少女の身元に繋がるような手掛かりは見つからない。しかしそこの店主が、ロシア語で書かれたその日記を翻訳することを申し出てくれる。
<個人的戯言>
【♪レ~ジ~メ~♪】
冒頭からいきなりの「痛すぎる」バイオレンス・シーン。その後も出てくる暴力シーンはいちいち肉感的で「痛い」。ストーリーは結構平凡ですが、この「痛さ」だけでも一見の価値があります。
前作じゃなくて、こちらに「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のタイトル合っているような・・・
【ぐだぐだ独り言詳細】
とにかく「痛い」です。今までにもこの程度の暴力シーンは観てきたような気はしますが、
最近はホラー映画でも直接的シーンを避けることも多く、
かなりしっかり、ゆっくり見せていることもあるのか、
「痛さ」が倍増してます。擬音でいうなら、
「ギギギギ・・・」
って感じ?(わからんわ・・・)
そして話題の「I am フル○ン」(by うた魂♪)シーンは・・・ヴィゴ・モーテンセン、頑張ってます・・・
ストーリーはいたって平凡。途中で読めちゃいますし、かなり「残念」かも。デヴィッド・クローネンバーグって、私の中では
「スキャナーズ」(未見)
「ヴィデオドローム」(未見)
「デッドゾーン」(未見)
「ザ・フライ」
「戦慄の絆」(未見)
「裸のランチ」
「クラッシュ」(未見。オスカーを獲った群像劇とは別物)
「スパイダー」(未見)
等の、独特で異質なストーリーのイメージでしたが、今作と前作はとてもノーマルな展開で、最近の傾向なのか、単なる私のイメージなのか、とにかく今作に関しても取り立てて書くことはありません。
この映画は一にも二にも「痛さ」を体感する作品です。結構、
「来る、来る、来た~(by 青島刑事それとも山本高広?)!)
って感じで、バレバレだけど「痛い」・・・