「『マッド・マックス』版『レジデント・イーヴル:絶滅』は自滅した」バイオハザードIII やまひでさんの映画レビュー(感想・評価)
『マッド・マックス』版『レジデント・イーヴル:絶滅』は自滅した
『マッド・マックス』版『レジデント・イーヴル:絶滅』は、舞台を砂漠に移したことで、閉塞感がなくなり、その分また緊張感がなくなった。この、あっけらかんとするプロダクション・ディザインでは、何か工夫をしないと失敗するのは明らかである。しかし、『ハイランダー』の監督には残念ながら新しいアイディアが湧かなかったのか。ウクライナ人のアクション・スター「ミルラ・ヨヴォヴィッチ」がいくら二丁拳銃、二刀流で立ち回っても、そしてそのファッションが、ストッキングをガーターで吊るして履いていている、男の目にはセクシーな出で立ちであっても、本作は救えなかった感が強い。このセクシー・ ヨヴォヴィッチがクローン化されて東京に大量に神出鬼没するであろう次回作に期待するのみである。(という訳で、まだIVを観ていません。)
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