「駄目な奴は駄目なだけ」自虐の詩 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
駄目な奴は駄目なだけ
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親父がヤクザでろくでなしの阿部が中谷と結婚するが、ろくな奴じゃない。
中谷は純粋な性格で可愛らしいが、実は元風俗でその当時は荒れていた。
しかし阿部に一途に惚れられてマトモに戻ったのだった。
しかし結婚後は仕事もせずにタダの最低男になり下がっていた。
そんな時に妊娠、阿部も初心に戻ったのか少しはマトモになろうとする。
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仕事もろくにせん駄目男には、どんな事情があれ感情移入不可能。
子供が出来て少しは初心に戻っても、そんなの一時だけの話やし。
駄目な人間が突発的に何したって、応援もできんし感動もできん。
男は一途なまでに努力を継続して成果を上げて女性を惚れさせるもの。
この映画で得るものは中谷美紀が可愛いことくらいだろう(場)
荒れまくっていた時期も純粋に戻ってからも、とにかく可愛い。
両方ともできるところがこの人の演技力でもあり、魅力なのだろう。
嫌われ松子の一生を思い出した。
役的に化粧が薄かったのか、あえて田舎者を演出したメイクだったのか、
すっぴん風で肌があんまり綺麗じゃなかった。
でもこれくらいの方がむしろ可愛いなと思ったくらいやわ。