「サスペンスの禁じ手だと思う。」パーフェクト・ストレンジャー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンスの禁じ手だと思う。
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親友を殺した犯人を追う女性記者の活躍を描く物語。
ブルース・ウィリスが、容疑者でもある社長役で脇を固めるサスペンス。
ブルース・ウィリスは、悪役でも良いですね。存在感が半端ないです。傲慢で、冷徹で・・・でも妖艶で魅力的な社長を見事に演じています。
ストーリーは、主人公の女性記者が、その社長に色仕掛けで挑むラブサスペンス風。それに、不気味な存在感を放つ同僚記者が謎を深めるサイコ風を交えて進んで行きます。
ただ、ラストは頂けません。「実は主人公が犯人でした」をサスペンスでやられると、一気に興ざめしてしまいます。驚きは与えるかもしれませんが、個人的にはもっとも嫌いなオチです。
もう少し伏線を張ってくれていれば納得感も出たかもしれませんが、それも私には不十分に思えました。
途中まではとても良かっただけに残念に思えた一作でした。
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