「邦画アクションの限界?」ミッドナイト イーグル よしさんの映画レビュー(感想・評価)
邦画アクションの限界?
米軍機墜落を目撃したカメラマンが、墜落機に搭載されていた核爆弾を巡る戦闘に巻き込まれる物語。
この映画を鑑賞していて思い出したのが「亡国のイージス」「ホワイトアウト」だったのですが、同じプロジューサーの作品のようですね。なんか納得してしまいました。
この3作品とも、どうしても薄っぺらさを感じてしまいます。予算だけの問題ではなく、設定やストーリーが中途半端な印象です。
ハリウッドと比較してお金をかけられませんから、セットがチープだったり戦闘シーンが迫力不足なのは致し方ないと思います。その分、心情部分やサスペンス部分をもっと深めても良いのでは?とも思います。
本作で言えば、「過酷な冬山の描写」や「都内で工作員に追われるヒロインの恐怖」などは、もっと深められたように思います。
逆に、心情に訴えるシーンでも、クライマックスにあった自衛隊隊員同士の会話は興ざめします。
関東が壊滅するか否かの瀬戸際で、そんな会話している余裕はないと思うのですが・・・
コメントする