「日本文化を曲解(怒) ラップを曲解(恥)」ローグ アサシン The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
日本文化を曲解(怒) ラップを曲解(恥)
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1990年初頭の日本脅威論的映画(『ライジング・サン』、『LT殺人課』とか)と何ら進化のない日本描写に呆れてしまう。今時のヤクザが米国制覇できるほど強いわけない!偏見だ!何だこの日本文化は!と大人げなく怒っておったが、最後に流れるもの凄く変なラップに妙に日本人として恥ずかしくなりトーンダウン。文化曲解は日本人の方が上のようで…。
映画の話だが、肝心のアクション描写は下手。前半の細切れ編集は見るに耐えぬ酷さ。流石にクライマックスの闘いでそれはないが、魅せ方や位置関係の工夫など演出も編集もダメ。両雄のリュック・ベッソン作品のアクションは如何に上手かったか思い知らされる。話も全然盛り上がらないまま進むが、最後にどんでん返しがある。無理矢理すぎて驚愕だが、まあ、それくらいはないとつまらなさすぎるか。
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