劇場公開日 2007年9月1日

「還暦にして初鑑賞」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0還暦にして初鑑賞

2020年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

エヴァンゲリヲンのアニメは知っていたし、『残酷な天使のテーゼ』のテーマ曲もカラオケでも歌ったことがある。しかし、今までアニメを観たことがなかった。しかし、今回、新たに劇場公開されるに当たり、今までの内容を観ておこうと思い、還暦にして初めて鑑賞(笑)

改めて、面白い❗️

自分の時代は、『鉄人28号』から『マジンガーZ』までが戦闘ロボットモノで、よく観ましたが、やはり、画像の美しさ、ストーリーの面白さ、設定のリアルさ等、ジャパニーズ・アニメーションのクオリティの高さを思い知った。

主人公碇シンジが、久しぶりに再会した父から、エヴァンゲリオンのパイロットとして、使徒との闘いを命じられる。戦いを通して苦悩するシンジ。そして、同じくパイロットとして、身を捧げて戦う綾波レイの存在。

やがて、日本全土を巻き込んだ「ヤシマ作戦」へと進んでいく。戦うことや生きていることに迷い、自問自答しながらも、エヴァに乗り込むシンジ。その揺れ動く気持ちを中心に、ストーリーは展開していく。

ごく普通の現実味溢れた日常生活の描写の中に、突如と表れる無機質で異空間的な使徒の描写との対比が、逆にアニメ以上のリアルさを醸し出している。

早速、『破』と『Q』も観たいと思います。

bunmei21