包帯クラブのレビュー・感想・評価
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映像が素晴らしいです。絵になるとはまさに。 そしてその映像に合わせ...
映像が素晴らしいです。絵になるとはまさに。
そしてその映像に合わせたBGMがまた◎
若者の青春や葛藤を表現するのにかなりマッチした音楽!
ストーリーは、人が傷を負った場所に包帯を巻いていき、傷を癒していく「包帯クラブ」というものを結成した若者たちのストーリー。
出演者を見て、青春さわやかストーリーかと思いきや若者が抱える悩みや苦しみが意外と重かったりします。
それでもゆったり過ごした休日の深夜に見たので清々しく見れました。
ものものしい題名にだまされた(いい意味で)
おもしろい、いい映画でした。
題名からしておどろおどろしい内容か、オタク的な内容を想像したが
いやいや、全くの想定外のいい映画で・・・。
全編に感じられる、柳楽優弥、石原さとみが奏でる素晴らしいおもいやり(愛と表現されていたが・・)が観る人の心を打ちます。
個人的にはそんなに好きでもなかった石原さとみの体当たり的な演技も観る人の心を癒してくれます(ファンの方ごめんなさい)
多分、10代頃に心にしまった、傷や思い出がある人はこの映画を見ると
すごく納得して、ああ、いい映画だって思います。
何といっても脚本が素晴らしい、テンポがいいです。
各クラブメンバーの過去がいやらしくない程度に解りやすく
描かれており、ラストシーンまで飽きさせずに観る事ができました。
一番の見どころは柳楽優弥。
この男、ただものではない。
ただの子役上がりかと思っていましたがその映画の中の存在感と
雰囲気、きっと素晴らしく名前が残る俳優になるでしょう。
観て損無しです。
青春時代の苦味
青春期特有の痛みと苦味のようなものが、なかなかよく出ていたように思います。もがきながらも、その痛みを克服して成長していくのが青春時代。
しかし、原作通りなのか、あるいは原作を2時間の映画にまとめるために簡略化された結果なのかはわかりませんが、包帯を巻いてそのままにしておいては、そりゃ世間から非難もされように…ツメが甘くないですかね? 当然、写真を撮ったあとは撤去してるのかと思ったらそのままで……まあ、それではドラマが展開しないわけですが、「ヲイヲイ!」とそこだけ唯一ツッコミたくなるところでした。他に方法はなかったものか……。些細なことかもしれませんが、気になったのはそんなところで、全体的にはとても良い映画でした。
柳楽優弥は今回、野生児みたいなワイルド野郎で、実はこういう役のほうが地に近そうで、本人もやりやすいんじゃないだろうか。なかなか生き生きとしていて。他のキャストも好演。
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