めがねのレビュー・感想・評価
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私もこんな島でたそがれたい!
小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮、光石研
シリーズにハマっています。
春。とある南の島に、ある女性が降り立つ。
もたいまさこ演じるサクラさんは、
カバン一つ持って、春になると必ずやってくる。
時を同じくして、もう一人の女性が降り立つ。
小林聡美演じるタエコは、
都会の喧騒から抜け出してきたのだ。
光石研演じるハラダの民宿に泊まる二人。
サクラのヘンテコなメルシー体操や
皆と一緒に食べる食事に慣れないタエコ。
しかし、サクラさんの不思議な雰囲気に、
いつしか心を開いて溶け込んでいく。
めがね、というタイトルは、
ストーリーにあまり関係なく、
ただただ、登場人物がみんな
めがねをかけているだけ。笑
私もこんな島に逃亡したい!
黄昏るために…
定期的に観たい
つい、なぜか急いでしまう、なにかやろうとしてしまう自分にぴったり。
いまを味わう豊かさ、たそがれるを堪能すること。
定期的に観て自分を見直したい。
じわじわと豊かな栄養が心に染み広がる映画。
「大切なのは、焦らないこと」・「焦らなければ、そのうちきっと…」という言葉を忘れないでいたい。
【サクラおばさんたちとメルシー体操をして、かき氷を食べてリフレッシュしよう。心穏やかになれる作品。ご飯がとても美味しそうである。】
緩やかな空気が流れる映像を観ているうちに、徐々に穏やかな気持ちになれる作品である。
タエコ(小林聡美)は、この島の時間の流れに当初は付いていけない。
(彼女がこの場所に来た理由は述べられないが、予想は容易につく)
美味しそうな食事(フード・コーディネーターは勿論、飯島奈美さんである)にも、余り食指が動かない。
で、ある朝、枕元にサクラおばさんが座っていて、にっこり笑って”おはようございます・・”を切っ掛けに新たな宿舎を探すが・・。
美味しそうな食事、緩やかな会話、海岸でのメルシー体操、かき氷小屋(代金はそれぞれ・・)。
<忙しい人生、たまにはゆっくりしようよ。観た後に一人旅に出掛けたくなる作品(南方へ)>
<2007年10月5日 劇場にて鑑賞
その後、DVDにて定期的に鑑賞>
ここにいる才能
そこがどこか、みんなどこから来たのか、何できたのかはどうでもいい。才能があればここでたそがれて、食べて、寝て、体操して過ごす。才能があると言われてみたいもんだ。小林聡美の役どころがいつもと違って始めは普通の人、という感じで違和感があった。やっぱいつもの全てを受け入れて悟ってるような雰囲気が好き。もたいまさこの神様みたいな存在が圧倒的。すごい人だ。メルシー体操は思わず踊りたくなった。てか踊った笑
でも何でめがね?
ふつう、でした。
かもめ食堂は好きだったんだけどな。
俳優陣は素晴らしいし、景色は綺麗。
でも正直、毒にも薬にもならないなという印象。
いやまぁ別のタイミングで出会い心のバイオリズムに合えば、もっと楽しめるのかもしれない。
眠たくなりました。
正直にいうと この映画の終盤で 自分 うとうとしちゃったんですね. なぜなら
この映画 私の全てを肯定してくれたから 。だから 観ながらウトウトしちゃってもいいし、 BGM として 流しっぱ でもいいし、、、そうなんか 心に余裕を持たせてくれる映画です.
ちょっと ビール飲みたくなってきたんで まだ夕方の四時ですが 飲み行ってきますね。 では皆さん良い週末を 。 メルシー 👓
心のバカンスへ
他の映画では、登場人物がどこの誰で何をしていてこれまでに何があったのか、気になるしちゃんと描いてほしいと思ってしまうこともあるのだけれど、
この映画では、それはわからなくてもいいし、詮索しない、自然とそんな気持ちになっていた。
島の住民たちのように。
暖かくて海がきれいなところに行きたくなる。
おいしいかき氷が食べたくなる。
この映画から深い意味を感じとる人もいれば、
ただなんとなく観て「たそがれる」人もいていいのだと思う。それぞれでいい。
島の住民たちのように。
心のバカンスへ行ける映画でした!
私がいつか、行きたいところ
題名から想像したものと、まったく違う内容でした。
携帯電波の届かない、南の島。いいじゃないか!
山間部に住んでいるので、波の音を聞きながら過ごしたい。
なーんにもせずに。
もう一つのホテルに行って、Uターンしてきた主人公が。
「あれ」を捨てて行ったことが、大きな流れの転換期かな。
出ている俳優さんがみな好きな人ばかりって、幸せすぎる。
素朴な料理の数々。おいしそうだなあーと思ったら。
フードコーディネーターさんは飯島奈美さんでしたね。
納得。
夜見ると、きっとスーッと寝れるかも?!
だいすきです。
本当に本当に大好きな映画です。
このシリーズの中でも特に好きです。
最初観たときは、?って思うところが多く、ただ雰囲気、役者さんが好きなのでDVD買って何度も何度も観てました。
何度も観ていくうちに、意味なんていらない という風に感じてきて、サクラさんとヨモギくんが特に魅力的に思えてきました。
サクラさんはただ単に、したいことをしていて、拒否されればあっさりと受け入れる。
意味とか、どう思われるかとか考えてなくて、"でも"という感覚が無いのでは、と。
究極のシンプル。もはや仙人。
パンとスープの中でも
人に迷惑をかけなければ好きなように生きて良い
という言葉がでてくるように、常にこのシリーズは こんな生き方をしたい と思わせてくれます。
為にならないけど、娯楽として
ゆっくりとした時が流れる。ワンカットでじっくり見せる荻上さんの映画。なんのためにもならないけど、あー良かったなって思う映画。絶賛はしないし、悪くもない。謎は回収されないけど、でもなんとなく、登場人物の人たちの気持ちもわかる。気持ちのいい映画です。
たそがれたい!
のんびり、まったり、ただただ離島でたそがれていただけのような映画でしたけど、何故か面白かったし、とても癒されました。
特別何かが起こる訳ではなく、しかも荻上直子監督の前作「かもめ食堂」よりも更にゆる~い展開を見せる映画だったので、もうこう言うのがダメな人は確実に寝てしまう映画だったと思いますが、このとんでもなくゆる~いスローライフムービーに私は不思議と魅せられてしまいましたし、ふらりと一人旅に出て何もしないでただただたそがれてみたいなと、ふと思わされてしまいましたよ。
まあ現実的には仕事面やお金の面や家族のことなんかでこんなに長く滞在する旅は無理ですし、ましてや住み着くにしたって離島のスローライフの現実は正直こんなに甘くはないでしょうから(あの民宿だって経営厳しそうだし)、まああくまでこの映画はファンタジーであって、これを見て癒され、明日への活力に出来ればそれでOKなんでしょうね。
でも、ただただたそがれて、朝起きてメルシー体操してご飯食べて、ビール飲んで、カキ氷を食す、そんな旅に憧れは抱きますね!
それと、もたいまさこ演じるサクラさんの三輪自転車の後ろのカゴにも乗ってみたい衝動に駆られました(笑)
とは言え、小林聡美が演じた主人公タエコのように、とりあえず最初は戸惑うこと間違い無しでしょう。
起きて即効もたいまさこは、ほとんどホラーです!
民宿のオーナーの光石研や学校の先生の市川実日子など、島民もちょっと独特過ぎてタエコのような反応を示すこと確実ですよね。
でもクセになる、主人公同様いつの間にか荻上ワールドに引き込まれてしまいました。
こんな風に、たそがれながら自分自身と向き合うことって、実は人生において非常に大切なことなのかもしれませんね。
しかし荻上ワールド=もたいまさこワールドにも引き込まれたな~(笑)
きっとあのかき氷は素朴な味なんだろうね。
薬師丸ひろ子もピンポイントでいい味出してました、私もあっちには行きませんが・・・。
それと加瀬亮の絶妙な立ち居地も印象深かったです。
それにしても朝食がとてもおいしそうだったなぁ、皆で食べる朝食って何かいいですねぇ。
リアルではないけど、本当の自由がここにあるって感じで、見ていてホント癒された作品でした。
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