「おもろかった」腑抜けども、悲しみの愛を見せろ てぃーじぇーさんの映画レビュー(感想・評価)
おもろかった
妹が描いてたホラー漫画は実際の姉の実体験を描いた物語。夢のために作り上げたものが壊れたり、また追ったり、でもダメダメだったり。そんなところが自分と似ていると感じた。本当に人として不出来で、金銭面もダメダメ、人に良い様に使われてばかり、人に何かすれば心の中で見返りを求めてしまう。本当にこういった浅ましさは作中の姉とよく似ていると思った。絶望に絶望して迷走する中で最後手紙を破るシーン。あそこは一種の解放的なものに見えた。自慰行為の寸止めのような、ために溜めたものをぶっ放してから物語の最終盤へと行くのが堪らない。エンディングもチャットモンチーで、またちょっと先へ進めそうな思いになってしまう。感動ではないが、言語化できない心がときめくものがあった。
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