「まだ大丈夫」街のあかり 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
まだ大丈夫
同僚に怒る際もスローに全くもって喜怒哀楽を表現しない無感情に思える主人公、でも哀しげな表情はする訳で若い頃のミッキー・ロークに似ている気がする。
今更になってからの憎しみから復讐へ、主人公に共感できる反面でイライラする行動ばかりが彼のキャラもあってか腹も立たず、徹底的に嫌がらせの如くな傍迷惑で悪を成敗出来なかったが傷を負わせただけで良しとしよう、最後の場面を含めて見捨てなかったアキ・カウリスマキ、この映画には希望しかない、人生は捨てたモンじゃないなと教えてくれる。
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