「惜しい」スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい かみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
自ブログより抜粋で。
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惜しいなあ。序盤のもたつきが最後まで足を引っ張った印象。
個性的な暗殺者たちがターゲットのいるホテルに集まってきた中盤辺りからは結構楽しめたんだけど、多すぎる登場人物紹介で失敗してる。
しっかりと紹介すべきキーパーソンと、さらっと流せばいいサブキャラとのバランスがとれてなくて、とにかく一通りを紹介しようとしすぎて焦点が絞れていない。
クライマックスに用意されているどんでん返しへのミスリードを誘いたかったのかもしれないけど、単にわかりにくくなっただけ。
そもそも後半まで、冒頭から登場するFBIコンビが主人公だったってことすら意識できなかったぞ。暗殺者たちがメインの群像劇だと思っていたから。
見せ場の銃撃戦が始まってくればそれなりに楽しめたけど、事件のカラクリが見え始めてから作品の雰囲気が変わってきて、それ自体は悪くはないんだけど違和感を感じた。
終始バランス感覚に欠いた惜しい作品。
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プルート・ロドリゲスさんのコメント
2013年1月9日
>登場人物多すぎる
把握できるように演出されている。というかこの程度で覚えられないのは観る気がないから
>焦点が絞れていない
絞る必要がない。複数の要素がどう繋がるが問題だから
>暗殺者たちがメインの群像劇だと思っていた
ええおっしゃるとおりですよ?単にFBIコンビはその中の一つであって、決着をつける役回りを予想させないようにさせていただけ。
観てればわかること。ウトウトしていたんですね、かわいそうに