劇場公開日 2007年4月14日

「私が漫画史研究家として、撮影に資料協力した作品です。」黄色い涙 漫画史研究家の本間正幸さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0私が漫画史研究家として、撮影に資料協力した作品です。

2011年8月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

舞台は昭和38年。
高度経済成長を迎えた頃の都会の青年達の青春群像を描く。
当時、映画【硫黄島からの手紙】の撮影を終えたばかりの二宮和也くんと嵐のメンバー5人が出演。
アイドルグループとして、嵐のメンバーが大ブレイクする直前に公開されたため、さほど話題にはなりませんでしたが、青春映画としては、素晴らしい出来映えです。
映画オープニングのタイトルに出てくる手塚治虫の漫画本や、出版社に山積みされている当時の雑誌は、全て私の2万冊に及ぶコレクションから撮影協力したもの。
撮影現場には、3日間、立ち合い、打ち上げにも参加させていただきました。
エンディングロールには、撮影協力として〔メトロポリス漫画総合研究所 本間正幸〕の文字があります。(笑)
夏の日におすすめの映画です。

漫画史研究家の本間正幸