「クリスマスに家族で観たい温かいおはなし」ホリデイ 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
クリスマスに家族で観たい温かいおはなし
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今夜(2024/12/07)観ました。
ケイト・ウィンスレット、キャメロン・ディアス、ジャック・ブラック、ジュード・ロウと、人気者総出演の様相を呈したラブコメです。
失恋の傷を癒すためにロサンゼルスと、ロンドン南西部にあるサリー州、それぞれで暮らす2人の女が、2週間の休暇で家を相互シェアするお話です。
この作品には浮気者は登場しますが、極悪人は登場しません。嫉妬に燃えて暴力的な行動を起こす輩は皆無なので、安心してご覧下さい。
お姉ちゃんの家のベッドで、ハウスシェアをした女と平然と一夜を共にしたジュード・ロウに軽く言葉を失いましたが、概ね平和な世界観で楽しく観られます。
アマンダの頭の中でナレーションが始まるのは結構ツボりました(笑)
アイリスの出会いの引きの良さは、彼女の人柄の良さを神さまが評価してくれた証拠でしょう(笑)
年老いた伝説の映画監督とアイリスのやり取りは、微笑ましくもあり、何か学ぶべき所もありました。
男にとって、都合のいい女だったアイリスの強くなった姿に感動しましたし、帰国の途についたアマンダが引き返してジュード・ロウの苦しみを全て受け入れると笑顔で話したシーンに思わずジーンとしてしまいました🥹
女性監督(ナンシー・マイヤーズ)ならではの作風だと思います。女性キャラの表現の丁寧さ、リアルさは男性監督には出せないでしょう。
少しだけ長く感じますが、クリスマスシーズンにうってつけの作品です‼️
少々セクシーなシーンはありますが、家族でお楽しみ頂けると思いますよ☝️
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