幸せのちからのレビュー・感想・評価
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時事に寄せ
第94回アカデミー賞(2022/03/27)でクリスロックに妻を揶揄されたウィルスミスが登壇してロックをなぐった。めずらしい画だった。異国のスターの出来事だが、なぜかとてもドキドキした。
その時事に寄せて、この映画のレビューをしているのだが、ウィルスミスはドラマチックなひとだ。
映画のなかのかれが、殴って/授賞して/泣いた現実のウィルスミスに重なってしまった。
それが言いたかった。
Seven PoundsやCollateral Beautyもドラマチック=劇的だった。おそらくKing Richardのスミスもドラマチックにちがいないが、とくにこの映画の逆境に耐える気配のウィルスミスをまんまあの授賞式に見た、のだった。
殴打事件はまだ進行中で沙汰止みの気配はない。日本でも日本的順序で変遷している。スミス氏ロック氏を殴る。→スミスかっけえと称揚される。→海外はロック擁護。→日本人軌道修正。→暴力ダメ絶対。←今ココ。
初期段階で吐いてしまった意見を世論や「外国様」の影響力で引き戻すことは日本/日本人ではよくあることではなかろうか。
当初日本人の意見で多数派だったのは「かっこいい」とのコメント。映画レビューに並ぶ「めちゃくちゃおもしろかった」のようにウィルスミスは「めちゃくちゃかっこよかった」と評された。
そのあと意識高い系の「海外は逆(ロック擁護)なんだよね」との報告が入って日本人はすこし納めて「やっぱ暴力はダメだろ」に転換した。
今後どうなるだろう。個人的にはスミスが責められてほしくない。この事件はスミスが負うひつようのない不遇を負ってしまった事件だった。病の妻をけなされたら、なんらかのアクションを起こさざるをえない。なんにもしないという選択がなかった。なにもしなかったら良心の呵責にさいなまれる。妻とぎくしゃくしてしまうかもしれなかった。脱毛症がGI言われるのって盲が座頭市言われるのとおなじ。海外ではロックのひるまなかったプロ根性が褒められているわけだけどインサルトジョークで相手を本気で怒らせてしまうのはプロじゃない。言われなくてもいいことを言われ、する必要のないことをした──スミスにたいする同情をきんじえない事件だった。
その試練の気配がこの映画のスミスに重なる。あれやこれやの厄災がふりかかってくるのを堪え忍んでついに社員に選ばれる。なぐって怒ったところから授賞して泣いたところがもろにかぶった。のだった。が、沙汰はまだ続きそうだがスミスと夫人に心の平安あれと思う。
貧窮からの成功譚は良しとしても証券会社というのが大いに引っ掛かる
どうも本作品の主眼はウィルスミス親子共演場面の過度な見せつけにあったんじゃなかろうか?と思えてならなかった。
宿泊にも困り、教会の施しにすがる場面などを何度も何度も見せるのは演出効果としては必要だったのかもしれないがいささかげんなり。(1.5倍速視聴でも冗長感はぬぐえず)
そして、晴れて証券会社に正式採用となったのはいいとしても、なぜ彼が20人中から一人選ばれたのかという強い説得力を持たせる描写が不足していたのでは??という不満も残る。
何より大きな懐疑点として主役が採用されたがっていたのが証券会社だったという点。
年代的にサブプライム問題が発覚する数年前のエピソードのようだが、主役が勤務する証券会社も〝脛に傷を持つ”やましいことをしていたのでは????という強い疑念と嫌悪感がべったりと残されることになった。
そんなわけで映画としては良い出来かもしれないが、共感という点では大きなマイナス。
子供はともかくウィルスミスの演技は見事だったとは思う。
世界の中心で喜びを叫びたい
昔見て、もう一度見たいと思っていた映画。
彼はどん底まで落ちても努力を怠らなかった。
ラストでその努力が報われたとき、雑踏の中でのウィルスミスの嬉し泣きが秀逸。私も胸が熱くなった。世界の中心で喜びを叫びたいんだろうけど、人ごみの中だから我慢しても感情が隠せない。私たち観客が彼の努力を一番間近で見てきたから、彼と私たち以外この努力を知らないんだ。胸熱。
事業家として転落したところから成り上がる親父の物語♪
事業に失敗しホームレスとなったお父さんのクリスが家族のための奮闘する物語!
事業家の成功ストーリー!と言うよりは家族のために頑張るお父さんと家族の絆を描いています
涙無しでは見れないかも?!笑
誰にも無理だなんて言わせるな
ラストは正社員に選ばれるだろうことは
(映画だから)分かっちゃいたけど、
でもあの採用シーンはもらい泣きしそうに‥
この映画、「努力は絶対報われる!」感が強いんですが、
努力はもちろんのこと、
運とか人柄とかも成功の要素だなあと。
なので、
この話の裏で正社員になれなかった19人とか、
いまだ教会に並び続ける人とか、
そんなことを考えちゃうと
素直にハッピーエンドで感動できない感じもありつつ…
そうはいっても、あの屋上のシーンは好きです
お父さんのたくましい教えは素直にかっこいい
走る!
アクション映画じゃないのに
とにかく走り回るウィル・スミス
大事なものを取り戻すためだったり
今夜の寝床を確保するためだったり
とにかくずっと必死でいっぱいいっぱいで
観てて辛くなるんだけど
どこかで自分の成功を信じて
ひたむきに行動する姿に胸をうたれる。
息子とのタイムマシーンのシーンが良かった
自分も今、離婚が目前。 でも生まれてくる子供とは2人っきりでも一緒...
自分も今、離婚が目前。
でも生まれてくる子供とは2人っきりでも一緒に暮らしたい。
子供がこんなに無限のパワーを与えてくれるなら俺は何者にでもなれそうな気がする。
男にとっても、子供っていいよな。って思わせてくれる映画。
トイレ泣きながら時間が過ぎゆくのを待つシーンは初めて見た時からずっと忘れられへんシーン。
明日もいいシャツを着てくるんだ。
印象に残っている言葉や場面がとても多い映画で、何度も見返しています。
冒頭では人並みの中で佇んでいた主人公が、ラストは皆と同じ方向に歩き始めたシーンは象徴的で大好きです。
家賃滞納や妻との不仲、セールスの失敗など多くの問題を抱えていた主人公ですが、だからこそ限られた時間を大切にし、ユーモアを忘れていませんでした。実は抱える問題の多さは関係無くて、いかに目的を達成するかが重要だということを思い起こさせてくれます。
「誰にも無理だなんて言わせるな、例えそれがパパでも」
ってセリフがすごく印象的で、僕自身、色々なことに挑戦する活力をもらっています。
同業者として
医療機器の営業をしている身としては、セールスマンが専門知識も無く、また精密機器をあのような雑に扱っている時点で入り込めなかった。内容と関係なくてすみません。ストーリーは良かったと思います。
スーパー営業マン
ホームレスからのアメリカンドリーム的な話だし、ウィル・スミスだし、期待したんですが…ん〜実話ベースの限界なのかなぁ…
個人的には、脚色でもう少しやりようがあったような気がします。全体に薄っぺらい印象なんですよね。
走る走る走る!Dad
ウィル・スミス…この人の映画初めて見る😅
身体能力あるねー、車にぶつかってたし
毎日全部の荷物とマシンと持って移動してたし
すごい✨
子供も可哀想だけど、言うこと聞いて我慢強い
尊い✨(実の息子なんだらしい)
まーそれだけ
株の話だと思って見たんだけど
ホームレス生活の話だった😅
どん底
これが人のどん底なのか、、と
ハラハラした
こんなに真っ直ぐで懸命に生きている人に
こんなことがあるなんて人生なにがあるか
わからない、怖いと感じた。
トイレで眠りに行くシーンは
印象的だ。
子供に不安を与えないように
妄想遊びをしていたところは泣けた
守るものがある人は強いんだなと
ジェイデンが激可愛い!!!!
さすがスミス夫妻の息子だわ。。。
「ママが出てったのは僕のせい?」って言うところは、こっちまでドキッとしてしまった。
子供って、こうやって大人が気づかないうちに、自分で責任背負い込んじゃってたりするんだろうな。
そして、父ウィル。
いつものセクシーさもユーモアも置いといて、どこまでもシリアスで泥臭い演技。
最後に、採用を告げられたあとのシーンは最高だった。
きっと、彼一人だったらあそこまで頑張れなかっただろうな。
子供を守るためなら、親はどこまでも強くなれるのかもしれない。
ただし。
この映画、私はちょっと腑に落ちない。
もちろん、クリスとクリストファー父子にとってはこの上ないハッピーエンド。
でも、母親は?
彼女はそんなにひどい女で、ひどい母親だったの?
リンダの描き方が薄すぎたんじゃないかなぁ。
幸せがつくタイトルいくつあるんだろ
個人評価:3.5
お父さんが頑張って家族を支える作風は嫌いじゃない。それが実際のウィル・スミスの親子共演なら自然さもハンパない。しかし自然ではあるが億万長者である親子、やはり貧困の中でも品がある。
実話なので仕方ないが、単調で退屈な部分もあり、もう少し誇張されたストーリー展開でもよかった。
凄く勇気をもらえる作品だったけど惜しい…
まずウィルスミスとジェイデンスミスの演技は素晴らしかった。そして絶望的な逆境から這い上がる主人公に凄い魅力を感じたので最高評価をしておきたかったところだけど凄い惜しかった。
まず、主人公が人生で物凄い逆転勝利をおさめるサクセスストーリーというのはみんな見る前からわかっている程でこの映画を観るわけだが、あまりに作品全体を通して主人公の底辺っぷりな有様について書かれすぎていたので、ラストでもう少し主人公の成功っぷりや成功までのプロセスついて描いて雰囲気を盛り上げて欲しかった。
エンディングでその後のクリス・ガードナー氏の成功について言葉だけで語って終わるのは流石に物足りなすぎるのではないか。。
また、主人公が証券会社に受かるまでのプロセスがあまりにすっ飛ばされ過ぎていて、そこのところで演出をもうちょっと頑張って欲しかったと思う。
この辺の演出がもう少しできていたら普通に最高評価な作品だった。
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