幸せのちからのレビュー・感想・評価
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伝説のファンドマネージャーの物語だが・・・・
2度目の鑑賞
最初は試写会で見た
伝説のファンドマネージャー
クリス・ガードナーの実話に基づく物語
主人公のクリス・ガードナーは医療機器の販売をしていたが思うように売れず
生活は困窮していた
ある日、フェラーリを乗りこなす男性に
「職業は何か?」「どうやってその職業に就いたか」
と質問する、
「証券の仲介人で、数字に強ければ学歴が無くてもなれる」
と聞いた主人公は証券会社への就職を考える
しかし、医療機器のセールスは相変わらずうまくいかず、
税金も家賃も滞納し
愛想をつかした妻は、子供を連れて家を出てしまう
子供を連れ戻した主人公は、証券会社の訓練プログラムに参加し
証券会社への道を目指す
伝説のファンドマネージャー『ガードナー』の何前を知ってる人と知らない人では、評価が大きく違ってくるかもしれない作品だと思う
妻が家を出ていくまでの主人公は、はっきり言って頼りにならない人間
というか、現実のガードナーは更に浮気もしていたらしいので、
はっきり言ってダメ人間(笑)
(普通の映画なら奥さんに同情してしまいそうだ)
しかし、努力の結果
息子との幸せを手に入れる
映画の最後、主人公が本当のガードナーとすれ違うシーンがある
面白い演出だと思う
実話に基づくストーリー。 家族がいてけっこうハイリスクな仕事を選択...
時事に寄せ
第94回アカデミー賞(2022/03/27)でクリスロックに妻を揶揄されたウィルスミスが登壇してロックをなぐった。めずらしい画だった。異国のスターの出来事だが、なぜかとてもドキドキした。
その時事に寄せて、この映画のレビューをしているのだが、ウィルスミスはドラマチックなひとだ。
映画のなかのかれが、殴って/授賞して/泣いた現実のウィルスミスに重なってしまった。
それが言いたかった。
Seven PoundsやCollateral Beautyもドラマチック=劇的だった。おそらくKing Richardのスミスもドラマチックにちがいないが、とくにこの映画の逆境に耐える気配のウィルスミスをまんまあの授賞式に見た、のだった。
殴打事件はまだ進行中で沙汰止みの気配はない。日本でも日本的順序で変遷している。スミス氏ロック氏を殴る。→スミスかっけえと称揚される。→海外はロック擁護。→日本人軌道修正。→暴力ダメ絶対。←今ココ。
初期段階で吐いてしまった意見を世論や「外国様」の影響力で引き戻すことは日本/日本人ではよくあることではなかろうか。
当初日本人の意見で多数派だったのは「かっこいい」とのコメント。映画レビューに並ぶ「めちゃくちゃおもしろかった」のようにウィルスミスは「めちゃくちゃかっこよかった」と評された。
そのあと意識高い系の「海外は逆(ロック擁護)なんだよね」との報告が入って日本人はすこし納めて「やっぱ暴力はダメだろ」に転換した。
今後どうなるだろう。個人的にはスミスが責められてほしくない。この事件はスミスが負うひつようのない不遇を負ってしまった事件だった。病の妻をけなされたら、なんらかのアクションを起こさざるをえない。なんにもしないという選択がなかった。なにもしなかったら良心の呵責にさいなまれる。妻とぎくしゃくしてしまうかもしれなかった。脱毛症がGI言われるのって盲が座頭市言われるのとおなじ。海外ではロックのひるまなかったプロ根性が褒められているわけだけどインサルトジョークで相手を本気で怒らせてしまうのはプロじゃない。言われなくてもいいことを言われ、する必要のないことをした──スミスにたいする同情をきんじえない事件だった。
その試練の気配がこの映画のスミスに重なる。あれやこれやの厄災がふりかかってくるのを堪え忍んでついに社員に選ばれる。なぐって怒ったところから授賞して泣いたところがもろにかぶった。のだった。が、沙汰はまだ続きそうだがスミスと夫人に心の平安あれと思う。
貧窮からの成功譚は良しとしても証券会社というのが大いに引っ掛かる
どうも本作品の主眼はウィルスミス親子共演場面の過度な見せつけにあったんじゃなかろうか?と思えてならなかった。
宿泊にも困り、教会の施しにすがる場面などを何度も何度も見せるのは演出効果としては必要だったのかもしれないがいささかげんなり。(1.5倍速視聴でも冗長感はぬぐえず)
そして、晴れて証券会社に正式採用となったのはいいとしても、なぜ彼が20人中から一人選ばれたのかという強い説得力を持たせる描写が不足していたのでは??という不満も残る。
何より大きな懐疑点として主役が採用されたがっていたのが証券会社だったという点。
年代的にサブプライム問題が発覚する数年前のエピソードのようだが、主役が勤務する証券会社も〝脛に傷を持つ”やましいことをしていたのでは????という強い疑念と嫌悪感がべったりと残されることになった。
そんなわけで映画としては良い出来かもしれないが、共感という点では大きなマイナス。
子供はともかくウィルスミスの演技は見事だったとは思う。
世界の中心で喜びを叫びたい
誰にも無理だなんて言わせるな
ラストは正社員に選ばれるだろうことは
(映画だから)分かっちゃいたけど、
でもあの採用シーンはもらい泣きしそうに‥
この映画、「努力は絶対報われる!」感が強いんですが、
努力はもちろんのこと、
運とか人柄とかも成功の要素だなあと。
なので、
この話の裏で正社員になれなかった19人とか、
いまだ教会に並び続ける人とか、
そんなことを考えちゃうと
素直にハッピーエンドで感動できない感じもありつつ…
そうはいっても、あの屋上のシーンは好きです
お父さんのたくましい教えは素直にかっこいい
走る!
自分も今、離婚が目前。 でも生まれてくる子供とは2人っきりでも一緒...
明日もいいシャツを着てくるんだ。
スーパー営業マン
走る走る走る!Dad
どん底
ジェイデンが激可愛い!!!!
さすがスミス夫妻の息子だわ。。。
「ママが出てったのは僕のせい?」って言うところは、こっちまでドキッとしてしまった。
子供って、こうやって大人が気づかないうちに、自分で責任背負い込んじゃってたりするんだろうな。
そして、父ウィル。
いつものセクシーさもユーモアも置いといて、どこまでもシリアスで泥臭い演技。
最後に、採用を告げられたあとのシーンは最高だった。
きっと、彼一人だったらあそこまで頑張れなかっただろうな。
子供を守るためなら、親はどこまでも強くなれるのかもしれない。
ただし。
この映画、私はちょっと腑に落ちない。
もちろん、クリスとクリストファー父子にとってはこの上ないハッピーエンド。
でも、母親は?
彼女はそんなにひどい女で、ひどい母親だったの?
リンダの描き方が薄すぎたんじゃないかなぁ。
幸せがつくタイトルいくつあるんだろ
凄く勇気をもらえる作品だったけど惜しい…
まずウィルスミスとジェイデンスミスの演技は素晴らしかった。そして絶望的な逆境から這い上がる主人公に凄い魅力を感じたので最高評価をしておきたかったところだけど凄い惜しかった。
まず、主人公が人生で物凄い逆転勝利をおさめるサクセスストーリーというのはみんな見る前からわかっている程でこの映画を観るわけだが、あまりに作品全体を通して主人公の底辺っぷりな有様について書かれすぎていたので、ラストでもう少し主人公の成功っぷりや成功までのプロセスついて描いて雰囲気を盛り上げて欲しかった。
エンディングでその後のクリス・ガードナー氏の成功について言葉だけで語って終わるのは流石に物足りなすぎるのではないか。。
また、主人公が証券会社に受かるまでのプロセスがあまりにすっ飛ばされ過ぎていて、そこのところで演出をもうちょっと頑張って欲しかったと思う。
この辺の演出がもう少しできていたら普通に最高評価な作品だった。
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