「人間の支配欲があちこちにひずみを生んでいるんじゃないんだろうか」ルワンダの涙 UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の支配欲があちこちにひずみを生んでいるんじゃないんだろうか
この対立の根っこがやっぱりわからなくて、思わず調べてしまった。
結局、とっても簡単に言ってしまえば、ルワンダを占領していた西欧諸国が、その時々の都合でツチに権力を持たせたりフツに権力を持たせたりしていたことで、お互いの間のラインが色濃くなり、それぞれが被支配者であるときに募らせた憎しみが、大統領暗殺という事件をきっかけに、ジェノサイドという方向に噴出した……ということらしい。
きっかけを作ったのは、西欧諸国のご都合主義なのかもしれない。
そして、紛争時にもそれぞれの背後にアメリカとフランスがいたわけで。
ルワンダの人たちは何族だろうと被害者だよね……。
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