「受験勉強版“虎の穴”」Mr.ソクラテス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
受験勉強版“虎の穴”
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拷問のような過酷な勉強態勢。どことなく『タイガーマスク』に出てくる虎の穴を刑事という設定に置き換えたような。
警察官になっても交通課の巡査。これじゃダメだと組織は脱獄犯を捕まえ、ドンヒョクの手柄にするなどの徹底ぶり。捜査課の刑事になっても、彼が元チンピラだったおかげで手柄をあげる。班長(イ・ジョンヒョク)にも気に入られ、宿敵の検事が囲っている悪人テチュンを捕まえることに協力してくれと頼まれる。徐々に刑事の使命に燃えるドンヒョク。これも受験勉強で得た人生観のおかげ・・・といっても倫理の教科書に載ってた程度のもの。
テチュン逮捕に向けて班長と二人乗り込む。ドンヒョクを育てた悪徳弁護士も一緒だ。班長を撃ち混乱させるドンヒョク。結局、ドンヒョクに罪を着せるため弁護士が他の奴らを殺してしまう。しかし、最後にとったドンヒョクの行動は衝撃的!
弟をダシに使ったり、服役中の親父(オ・グァンノク)に何度も面会するサブストーリーも面白く、最後には弟も改心させる。「悪法も法なり」ソクラテス・・・正当防衛のことだけか?
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