「黒のラブラドール・レトリバー」ベルナのしっぽ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
黒のラブラドール・レトリバー
駅や喫茶店、レストラン・・・ことごとく来ないでくれと入店お断り。まだまだ盲導犬の理解が薄かった時代。同じく盲目である夫・隆一(田辺)は世間と上手く付き合うために消極的であることもあって、以前は目が見えていたしずくは世間の偏見を取り払おうと強気な態度。そして盲目の夫婦が子供をもうけようと決意する。
やがて9歳になったベルナは白内障になり、目が見えない状態に。小学生になった息子隆太が「ベルナの目になってあげる」などと微笑ましい言葉も聞かれる。リタイアさせるのが自然だったが、ベルナのやる気を感じたしずくはリタイアさせない方針。
『クイール』では犬視線で観てしまったけど、こちらは家族愛のほうに重点が置かれてた。幼稚園を訪ねて、子供たちに盲導犬の話をさせてくださいと歩きまわる白石美帆。
コメントする