おさるのジョージ Curious Georgeのレビュー・感想・評価
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最高の普通を
ファー! かわいい絵面とカオスな遊び心でなぜか今話題高騰(?)のおさるのジョージ、 そのエピソード・ゼロにあたるストーリーを劇場映画化。 おさるのジョージ・零である。 バナナみたいに黄色いおじさん=テッドがなぜ黄色くなってしまったのか、そもそもこの人らは何をして生活している人なのか、二人はどのようにして出会い、絆を手に入れたのか。 話や状況はわかりやすく、そしてとにかく絵面が可愛くて普通に面白い。 2006年の作品だが、ぜんぜん古さを感じさせない。面白すぎて3周観た。 登場人物たちがみんなゆるゆるの思考なのだが、案外テーマはちゃんとやっている。 本邦では「おさるのジョージ」となっているが、原題は「Curious George」であり、意味は「好奇心旺盛なジョージ」。 この劇場版は何も考えずに見られるコメディでありながら、黄色いおじさんテッドや博物館長、マギー先生の生徒児童たちが好奇心、探究心、冒険心を再発見や獲得したりしていく大筋が達成されている。 序盤の「行動を伴わない知識だけを語るテッド」、それに対する「話つまんねえ~博物館興味ねえ~という子供たち」が、最終的にああなるのは普通にいい。テッドと子供達を隔てていたポールは、序盤のコントの流れを踏襲しつつ取り払われ、混ざり合うのだ。普通にめちゃくちゃいいシーンで困る。しかもさりげないから超クール。ファー モンキー呼びがジョージに変わる所とかも、もうツボわかりすぎててファー 人生で何かのたびに周回する映画だと確信する。 マギー先生が人としてやばいのだが、だからこそ憧れるその生き方 劇場版スーパーマリオ(アニメ映画)がファミリー向けにまったく恥ずかしくないエンタメ作品を達成したが、こちらの方が小学生と大人の童心には浸透率が高いかも。 中学生や高校生まで射程に入れるとスーパーマリオ的な外連味の作り方になると思う。 何度も見たくなる度ではマリオやすみっこぐらしを超えていると感じる。 この作品を見て思ったのは、ディズニー作品(そんなに見てないが)でやってほしかったのはこのラインで、意外とディズニー作品は登場人物たちの「自意識」がゴリゴリだったのだなという傾向。そしてそれが、自分はけっこう引っかかっていたのだなという発見。 知見を広げるために配信サービスで垂れ流そうとしたが、目が離せないぐらいになってしまい嬉しい出会い。癒される。助かる。ファーーー
子どもと一緒に見るのはまずい
親子共々ジョージのファンでアマプラで 見させていただきました。 子どもと一緒に見るのはヤバいです。 泣き所多すぎます。号泣してしまいました。 1歳の息子はは夢中になってみてました。 ジョージが自分の子どもに見えてきて、 感情移入しすぎてしまいます。 本当に素晴らしい作品です。 音楽も映像も、声優の方々の演技も かなり力が入っていてディズニーに引けを取りません。 もっともっとおさるのジョージのファンになってしまいました。
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